秋の読書週間・図書館祭り
目次
10月の図書館設営
■10月「読書の秋」を意識する季節をむかえました。
季節のテーブルには、押し花を使って「秋の読書週間」を知らせるパネルを作り、秋らしい本を並べました。
テーマの本のコーナーには、「秋の夜長にじっくり読もう」ということで、長編ファンタジーなどを並べました。
秋の読書週間
■「秋の読書週間」は、図書室の一大イベントです。
11月3日の文化の日をはさんだ2週間は、全国的に「秋の読書週間」です。
全国の図書館や書店などで趣向をこらした色々な催しが行われます。
本校でも、「秋の読書週間」に合わせて「図書館まつり」を開催します。
「図書館まつり」の計画
■前もって図書主任と”図書館まつり”の目的、時期、期間、内容について話し合い、1ヶ月前の職員会議の時に提案をして頂きました。
図書主任の「図書館まつり計画案」とともに昨年度の「秋の読書週間」と「図書館まつり」の取り組みについての資料を私の方で準備して配布しました。
図書主任に職員会議で提案して頂くにあたっては、事前に図書委員会の子ども達の意見や希望も聞いて会議でも報告しました。
その結果、「図書館まつり」は、10月27日から11月26日までの1ヶ月間行うことになりました。
「図書館まつり」の詳しい内容については、10月の職員会議の時に「図書館通信(職員向け)」を準備し、先生方へ説明をします。
子ども達へは毎月20日前後に発行予定の「図書館だより(子ども向け)」でPRします。
「図書館まつり」の活動内容
■次の7つ活動を計画しました。
① 先生方による読み聞かせ(朝自習時間)
② 図書委員会による読み聞かせ(朝自習時間)
③ 図書委員会によるおはなし会(昼休み時間)
④ 読書すごろく
⑤ イラストコンクール
⑥ 読書郵便
⑦ 作ってみよう!お話の名場
①先生方による読み聞かせ(朝自習時間)
■「図書館まつり」の初日、各クラスで先生方に読み聞かせをして頂きます。
そのクラスの担任以外の先生にお願いしています。
校長先生や教頭先生はもちろん、養護教諭、事務、主事の先生にもお願いします。
本は、私の方で数冊準備させていただき、その中から1冊を選んでいただいています。
私は、写真撮影のため各クラスを回ります。
②図書委員会による読み聞かせ(朝自習時間)
■これは、「図書館まつり」期間中に限らず、一年を通して行っているものです。
図書委員と私が、各クラスの読み聞かせにでかけます。
③図書委員会によるおはなし会(昼休み時間)
■各学期に一回ずつ昼休みにおはなし会をしています。
内容については図書委員と話し合って決めるためまだ未定です。
昨年は、縦割り班対抗の「読書のアニマシオン」をしました。
「アナトール工場へ行く」(イブ・タイタス)を全員に印刷し、当日の朝自習の時間に図書委員と私が各クラスで読み聞かせをしておき、昼休みまでによく読んでおくように連絡しておきました。とても盛り上がりました。
④読書すごろく
■図書室のホワイトボードに特大すごろく盤を作ります。
マスには、カラーマグネットシートを同じ大きさに切って使います。
「ここにとまった人は○○先生とジャンケンをして勝ったら5すすむ、負けたら3もどる」
「ここにとまった人は、校長先生と握手をして3すすむ」
「ここにとまった人は、○○先生のおすすめの絵本を読んだら7すすむ」・・・
などと書いたカードを貼っておきます。
■サイコロを振る事ができるのは、本を借りる時と、最後まで読んでしまった本を返す時です。
毎年、とても盛り上がります。
⑤イラストコンクール
■お話の一場面のイラストを描いて、コンクールに応募します。
人気投票を行い、表彰します。
全ての作品を小枝で作った額に飾り校内に展示します。
素敵な作品が揃うんですよ!
昨年は、イラストコンクールの入賞作品を、読書郵便の切手に採用しました。
⑥読書郵便
■昨年は、画用紙を半分に切って、それを二つ折りにして往復はがきを作りました。
友だちに自分のおすすめの本を紹介するはがきを書きます。
受け取って人は、往復はがきを切り離して、返事を書きます。
往復はがきにしたことで
「読書郵便を書いたのに返事がきません」
という苦情はなくなりました。
■今年は、はがきを葉っぱの形に切り抜きました。
そして、2枚の葉っぱを針無しのスープラで留めて往復はがきにします。
この葉っぱのはがきは、あとで回収し、図書館前のおすすめの本の木に飾ります。
⑦作ってみよう!お話の名場面
■内田麟太郎さんの絵本「ともだちくるかな」の名場面をA0サイズ(841㎜×1189㎜)に拡大し、その上から細かく切った紙を貼って色鮮やかなお話の名場面をみんなで完成させる。
完成したら図書室の壁面に飾りたいと思っています。