パンの焼ける匂いで、目覚める贅沢な朝
「翌日の朝食はパンにしよう」と思ったら、寝る前に、家庭用パン焼き器に材料をセットし
て、タイマーをかけておきます。翌朝は、ちょうど目覚める頃に、パンの焼けるあの幸せな
匂いが、階段をのぼって2階の寝室まで「もうすぐ焼き上がるよ!」と起こしに来てくれま
す。サクサク、ふわふわの焼きたてパンを、一番美味しいタイミングで食べるためには、直
ぐに起きて、たっぷりの野菜サラダとベーコンエッグ準備しなければ!と、台所へ直行しま
す。焼きたてパンを美味しく食べるために、季節の度に、イチゴジャム、マルベリージャ
ム、ブルーベリージャムを手作りします。
パン屋さんのこだわりのパンは、もちろん美味しいけれど、家中を幸せの香りで満たしつ
つ、鼻をくすぐって起こしてくれる焼きたてパンは、魅力的です!
初めての手作りパンは、手こねの揚げパン
初めてパン作りを経験したのは、25年ほど前に、近所の先輩主婦に教えてもらいながら、
揚げパンとバターロールを作った時でした。パン焼き器を購入するずっと前のことで、時間
をかけてこねて、きめの細かいスベスベのパン生地になったら、ぬれ布巾をかぶせてベンチ
タイム(ひとやすみ)、発酵が進み2倍の大きさになったら、空気を抜いて成型します。
バターロールの方は、ぬれ布巾をかぶせて、2度目のベンチタイムです。
揚げパンの方は、サラダ油を鍋に入れて火にかけ、かわいく成型したパン生地を揚げていき
ます。2倍くらいの膨らみながらこんがりときつね色になったら、油をよくきって、シナモ
ンシュガーをまとわせれば出来上がりです。
揚げパンができあがった頃には、バターロールの方も二次発酵が終わって大きく膨らんでい
ますので、卵の黄身に少し水を加え、それを刷毛でバターロールに塗り、予熱しておいたオ
ーブンでこんがりと焼いたら出来上がりです。
![](https://live-palettes.com/wp-content/uploads/2020/04/pan1-250x300.jpg)
毎週日曜日は、手づくりパンの日
帰宅して、手づくりパンを食べた主人の褒め言葉に気をよくした私は、毎週日曜日はパンを
焼く日と決めて、朝5時起きで、息を切らしながらパン生地をこねるようになりました。
パン生地をこねる作業は、結構な体力が必要なのです。結構、息が上がります。でも、大変
なのは、こねる作業だけで、あとは、成型するのは楽しいし、発酵させるための2回のベン
チタイムに他の家事をすませたり、刺繍やパッチワークなどの好きな手芸をしたりしている
ので、なかなかの至福の時間でもありました。
食パン・バターロール・調理パン・ピザ
近くに住む義母との会話の中で、毎週日曜日にパン作りをしていることを話したら「2、3
回使って、しまったままになってるパン焼き器があるから、使うならあげるよ」と声をかけ
てくれ、二つ返事で有り難くお受けし、新品同様のパン焼き器が我が家にやってきました。
それ以来、息を切らして、パン生地をこねることはなくなりました。その後、残りご飯を使
ったパン「ゴパン」が焼けるパン焼き器を主人がプレゼントしてくれましたので、パン焼き
器は2台になりました。大勢の人に食べてもらう時には、2台に、時間差で材料をセットし
て、沢山のパンやピザを焼きます。
食パンは、5時間で焼き上がります。
牛乳、コーヒー、チーズ、レーズン、
カボチャのペーストなどを加えること
も出来ます。
全粒粉を使ったり、オートミールを
使ったりすることもできます。
揚げパンは、必ず、新しいサラダ油
でこんがり揚げます。
シナモンシュガーや甘いきな粉を
まぶすタイミングは、揚げたてです。
時間がたつと、上手くまぶせません。
![](https://live-palettes.com/wp-content/uploads/2020/04/pan4-300x240.jpg)
生地をこねて1次発酵がすんだ
生地を取り出し、空気を抜いて
2次発酵、麺棒で伸ばしてピザ
ソース、具、チーズをのせて焼
きます。
「食パンを切って保存する」ための便利グッズ
突然、「朝食にパンを食べたい」と思ったとき、パン焼き器に材料とタイマーをセットすれ
ば、翌朝は、香ばしい出来たてのパンをカットするだけです。湯気の上がる焼きたてを食べ
たい・・・でも、この出来たてのパンを上手にカットするのって、ちょっと難しいのですね。
外はカリカリ、中はフワフワのパンを上手にスライスするグッズをみつけて、購入しまし
た。そのまま、残りのパンを保存することも出来ます。
- アツアツの焼きたてパン
- 切り口は、こんなにきれい
- パン切ナイフも収納出来る保存容器