陽射しに春を感じたら「筍(たけのこ)」を食べたい!
3月をむかえる頃には、朝晩は冷え込む日も多いですが、昼間は陽射しの暖かさを感じるよ
うになり、本格的な春の訪れを実感しますね。筍(たけのこ)の話題をテレビや新聞で目に
するようになると、筍(たけのこ)料理が、食べたくなりますね。まだ、スーパーの野菜売
り場には並んでなくても、「道の駅」まで出かけると手頃な値段でたくさん並んでいたりし
ます。筍(たけのこ)は、日に当たるとどんどんえぐみが出てくるので、買ってきたらすぐ
にあく抜きをすることが大切です。
筍(たけのこ)の下処理(アク抜き)の仕方
①筍はなるべく皮のまま茹でる事をおすすめします。先端を切り取って、包丁で縦
に切り込みを入れて、たっぷりの水と米ぬかと唐辛子を入れて、茹でます。大き
さによりますが、強火にかけて沸騰したら、落とし蓋をして吹きこぼれない程度
の火力で、40分から90分位クツクツ煮ます。
②やわらかくなったら、火を止め、鍋に入れた状態で、冷まします。きれいに洗っ
て、皮をむいたら、下ごしらえは完了です。
美味しい「筍(たけのこ)ご飯」の作り方
<材料>
下処理(アク抜き)した筍・好みの米・ニンジン・油揚げ
(調味料)・・・出し汁・薄口醤油・酒
①筍は、先端に近いやわらかい部分は、縦に切り、根っこに近い固い部分は、横に
切ります。
②炊飯器に、お米、筍、油揚げを入れて、かつお節のだし汁、薄口醤油と塩、酒を
入れて、いつもの水加減で炊きます。
③出来上がりに、木の芽を散らします。
若竹煮
<材料>
下処理(アク抜き)した筍(たけのこ)・わかめ・油揚げ・木の芽
(調味料)・・・出し汁・薄口醤油・砂糖・酒・みりん
<作り方>
①鍋に出し汁を入れ、沸騰したら筍をいれ、油抜きした油揚げをいれます。
②砂糖、酒、薄口醤油、みりんの順に入れて好みの味に調味したら、20分くらい煮
ます。
③最後にわかめを入れ、わかめの色が鮮やかに変わったら、火から下ろして、器に
盛りつけ、煮汁をはり、木の芽を天盛りにして出来上がりです。
※若竹煮が残った時には、味のついた筍を天ぷらにするのも美味しいですよ。