「おしっこキャップ」ってなに?
「おしっこキャップを作ってほしい」と、出産のために入院中のママさんからのリクエスト
に応えて「おしっこキャップ」を作りました。
実は、「おしっこキャップ」なるもの、今回初めて知りました。
男の赤ちゃんは、おむつ交換の最中に、その開放感でオシッコをピューンと飛ばすことがよ
くありますよね。男の子をお持ちのママは、みんなおしっこシャワーを浴びた経験がおあり
でしょう。
「おしっこキャップ」とは、そのオシッコをキャッチ(ブロック)するためのキャップなの
です。おむつ交換の間、赤ちゃんのチンチンにかぶせておくそうです。
オムツやタオルでも良さそうですが、「おしっこキャップ」をかぶせられた赤ちゃんの姿
が、また、とても可愛らしいのです。
排泄物の始末をしながらも、あかちゃんのよりカワイイ姿を見て、思わずニッコリでき
る・・・オムツ交換も癒やしの時間にしたいという、これもママの愛ですね。
商品としても、売られているし、手作りするママも多いようです。
「おしっこキャップ」でママの子育て応援
「明日、退院します」というママのために、私は、退院のママに手渡したいと思いました。
幸い、コロナ禍のマスク作りのガーゼが、少し残っています。マスクには、足りなくても、
「おしっこキャップ」なら、小さなハギレも役に立ちそうです。小さなハギレ、捨てなくて
良かった・・・。ハギレのガーゼと手持ちの生地とリボンで、8個の「おしっこキャップ」が
出来ました。
短時間で簡単に出来て、毎日、何度も使う「おしっこキャップ」!
ママと赤ちゃんの笑顔のお手伝いが出来るので、プレゼントにも最適です。
作り方を紹介しますので、ぜひ、手作りしてみて下さいね。
「おしっこキャップ」の作り方
<準備するもの>
・表布(木綿)20✕10 ・裏布(二重ガーゼ)20✕10
・間に挟む布(タオル)20✕10 ・リボン 6センチ
<作り方>
①厚紙で型紙を作り、表布、裏布、間に挟むタオルのそれぞれに、5センチの縫い代を付け
て裁ちます。
②表布とタオルを重ねて、中表になるように、二つ折りにして、赤い線の部分を縫います。
この時、リボンを二つ折りにして表布に挟んで一緒に縫います。
裏布も、同じように縫いますが、ひっくり返すために3センチ縫い残します。
②表布とタオルを重ねた方は、ひっくり返します。
その上に、裏布を中表になるように重ねて、裾の部分をグルッと縫います。
裏布の縫い残した部分から、表布を引っ張り出します。
③最後に、裏布の縫い残した部分を縫ったら、出来上がりです。