ヘルシーな鶏むね肉の美味しいレシピ
鶏むね肉は、お手頃価格でヘルシーなので、家計にうれしい、体にもうれしい食材ですね。
鶏もも肉に比べると、脂肪分が少ないので、パサパサしたりかたくなったりしがちですが、
調理の仕方次第で、やわらかく美味しくいただけます。そのポイントは、次の2点です。
①常温に戻して、下味をつけておくこと
②水分をとじこめるために、衣をつけて調理すること
この2つのことに気をつけると、いつでも美味しい鶏むね肉をいただけますよ。
鶏むね肉のやわらかチャーシュー
<準備するもの>
・鶏むね肉2枚 ・たこ糸
・下味(酒4t・さとう4t・ショウガ適量・ニンニク適量)
・タレ(オイスターソース・醤油・酒・はちみつ・コチュジャン・ごま油 各1T)
<作り方>
①鶏むね肉は、調理の20分位前に冷蔵庫から出して、常温にしておきます。
厚さを均等にするために、観音開きにしてミートハンマーでたたき、下味用の調味料を
すり込んでおきます。
②①をくるくる巻いて、たこ糸を巻いてきます。
③鍋に油を2Tを入れて熱したら、②を入れて表面に焼き色がつくまで、やや強火で転がし
ながら焼きます。焼き色がついたら、取り出して手で持てるくらいの熱さになったら、ラ
ップでくるんで、1本ずつ、600wのレンジに2分かけます。肉汁が出てきますので、
肉を焼いた鍋にいれます。
④③の鍋に、タレの材料を加えて火にかけ、沸騰してきたら、たこ糸をとった肉を鍋にいれ
てタレを絡めていきます。好みで、仕上げにバター入れるとコクと風味が増しますね。
ゆで卵を作っておき、一緒に煮卵にしても美味しいですよ。
チキンカツってこんなに美味しいの!?
料理家、井澤由美子さんをご存知の方は、多いと思います。私は、年に一度の検診の病院の
待合室で、発酵食の特集された雑誌で、井澤由美子さんの発酵食の記事を読んで、とても興
味を持ち、インスタグラムでフォローさせて頂くようになりました。このチキンカツは、イ
ンスタグラムにアップされていたレシピで作ってみて、「チキンカツってこんなにおいしい
の!?」って、この味の大ファンになりました。おそらく、白ワイン漬けにしてあることで
風味がよくジューシーなのだと思います。スパイスと塩麹で、味のアクセントと旨みが加わ
り、ソースは必要なくて、レモンをしぼるだけで、とても美味しいです。スパイスを変える
と、また、違った味を楽しむことが出来ます。
白ワイン漬けの鶏むね肉は、他にも色々な料理に使えるとのことでした。小麦粉を薄くまぶ
したり、天ぷら衣をくぐらせたりした上で、ソテーしたり、油であげたりすれば、水分を閉
じ込めてかたくなることを防ぐことが出来ますね。
「白ワイン漬け鶏むね肉」のチキンカツ
<材料>
・鶏むね肉 2枚 ・白ワイン 100cc ・塩麹 3T ・スパイス 1T
・バッター液(卵1個 ・小麦粉1T ・水1T) ・パン粉 適量 ・揚げ油 適量
※「バッター液」って、初めて知りましたが、衣が剥がれにくくて、パン粉が立つとのこと
でしたが、その通りでした。
<作り方>
①鶏むね肉は、そぎ切りにします。
②塩麹とスパイスと白ワインは、合わせて半日位おきます。今回、スパイスは、ガーリッ
ク、ターメリック、シナモンを入れました。
※井澤由美子さんおすすめのスパイスは、ターメリック、ガラムマサラ、シナモン、ガーリ
ック、カレー、ナツメグということでした。色々試してみて、自分好みのスパイスを見つけ
るといいですね。
※塩麹のかわりに醤油麹を使う場合は、白ワインではなくて日本酒を使うとよいとのことで
したので、この場合のスパイスには、ジンジャー、山椒、シナモン、ターメリックをいれ
てみましたが、これも、家族に好評でした。
③漬け込み時間は、2日位がおすすめで、冷蔵庫で4日位保存可能です。水分を、キッチン
ペーパーで拭き取り、バッター液をくぐらせ、パン粉をつけて、揚げすぎに気をつけて、
180度の油でカラッと揚げます。