簡単!おいしい!キレイ!「カリンジャムの作り方」
風邪の季節をむかえる頃に、「道の駅」や「物産館」で見かけるカリンです。なか
なか出合うチャンスの少ない果物ですね。もし、運良く出合ったときには、「即購
入!」をおすすめします。特に、今年は、コロナ禍の中、インフルエンザ、風邪の
流行の時期をむかえましたので、免疫力アップの対策にカリンを取り入れましょ
う。
カリンがのどにいいことは、誰でも知ってはいても、どんな風に利用したらいいの
かわからなくて、手軽にカリンエキスの入ったのど飴やちょっと高価なカリンの蜂
蜜漬けなど、市販品を購入する方がほとんどだと思います。私もそうでした。で
も、今年、初めてカリンを購入したことで、蜂蜜漬けとジャムを作ってみたら、と
っても簡単、そして、キレイに仕上がりました。カリンと言えば「硬い」という印
象ですよね。そのままだと、とってもとっても硬いのです。
生産者さんから得た情報で加工すると、「簡単!キレイ!おいしい!」が、実現し
ますので、ぜひ、お試し下さいね。
<準備するもの>
カリン 800g
グラニュー糖 400g
<作り方>
①カリンは、皮ごと使いますので、スポンジなどを使って、キレイによく
洗います。
②カリンをキッチリ覆うようにラップをかけて、600wの電子レンジに2分
かけます。
③適度にやわらかくなっていますので、包丁で、まず横半分に切り、次に
それぞれを縦半分に切って、スプーンを使って、種を取り除きます。
④1センチ位の厚さのいちょう切りにして、ひたひたの水で40~50分煮ま
す。私は、圧力鍋でオモリが回ったら直ぐに止めました。
⑤④を金ザルで漉して、果肉の方は捨てて、カリンエキスが煮出された方
の茶色い液を、鍋にかえして、グラニュー糖を加え、火にかけて時々か
き混ぜながら、半量くらいまで煮詰めたら、出来上がりです。レモン汁
を入れなくても、いちご以上に鮮やかプルプルのカリンジャムです。
※冷えると固まってゼリー状になってしまうので、粗熱がとれたサラサラ
の扱いやすい状態で、煮沸し乾燥させた保存ビンに写して下さい
カリンの蜂蜜漬けの作り方
<準備するもの>
カリン 適量
蜂蜜 カリンがきれいに浸かる量
<作り方>
①カリンは、皮ごと使いますので、スポンジなどを使って、キレイによく
洗います。
②カリンをキッチリ覆うようにラップをかけて、600wの電子レンジに2分
かけます。
③②を1センチの輪切り、種が気になる場合はジャムを作る時のように、種
を取りだしてから、いちょう切りにして、保存ビンのいれます。
④お好みの蜂蜜を、果肉がきれいに浸かるまで、③に流し入れたたら、カ
リンエキスが蜂蜜に溶け出すまで、1月ほど待ったら出来上がりです。
※咳止めや喉の痛みに効果があります。口に含んで、ゆっくり流すように
いただきます。