おいしい「干し柿」づくりは、冷たい北風におまかせ
干し柿の作りは、かかせない冬の手仕事です。秋が深まってくると、ネットに入っ
た干し柿作り用の渋柿を見かけるようになります。若い頃、干し柿の大好きな主人
のためにと、早速購入し、その日のうちにせっせと干し柿作りをして、柿の変化を
毎日楽しみにながめていたのに、たった一日の暖かい雨の日にカビが発生というこ
とがありました。
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その苦い経験から干し柿作りは、本格的な冬を待ってから、出来れば、週間天気予
報で晴れのマークが並んでいるのを確認してからと決めました。冬の冷たく乾燥し
た北風を味方にすれば、「風仕事」で美味しい干し柿を作ってくれますよ。
「風仕事」の前と後の、楽しい手仕事をご紹介します。
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失敗のない美味しい「干し柿」の作り方
<準備するもの>
渋柿(つるしやすいように枝がT字に残してあるもの) 適量
熱湯消毒のための大きめの鍋
吊すためのひも(60センチ位の長さに切っておく)
焼酎(無くても良い)とスプレー容器
<作り方>
①渋柿は、きれいに洗って水気を拭き取っておきます。
②柿は、皮をむき、ひもの両端に一つずつ結びつけます。
③鍋にお湯を沸かし、ひもの方を手で持って、なべに5秒間ほどザブンとつ
けてザルに上げます。
④あれば焼酎をスプレー容器に入れて、③に吹きかけておきます。
⑤日当たりと風通しの良い場所に、柿同士がくっつかないようにして干し
ます。
➅1週間位すると表面が硬くなってきますので、ビニール手袋をして、1日
1回やさしくもんであげます。もみ始めて1週間ほどで出来上がります。
※出来上がった柿は、一つずつキッチリとラップをしてからジップロック
に入れて冷蔵庫で管理するのがおすすめです。冷凍して長期保存もでき
ます。
※完成前に、雨が降るような日は、前もって新聞紙ですっぽりとくるんで
冷蔵庫に避難させると安心です。
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