旅の楽しみ方

<ヨーロッパの屋根 アルプス>

イタリア・アルプス&スイス・アルプス・・・再び

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■2001年の初めての海外旅行に出かけてから6年目、再び、イタリア・アルプスとスイス・アルプスを訪ねました。”懐かしい・・・”そんな思いで、またイタリアとスイスを旅することが出来る・・・私は、なんて幸せもの!!

 チューリッヒから懐かしのインターラーケン、そして、メルヘンチックな美しい街ウェンゲンの素敵なホテルに宿泊しました。

■翌日は早起きして、ホテルの周辺を散策しました。美しい緑の山々、昨夜の雨に洗われて、生き生きとした木々の緑。谷間から白いもやが立ちこめ幻想的な風景を作り出しています。「私、生まれ変わったらスイスに住みたい!」感激で思わず言ってしまう程、なんて可愛いくて素敵な街なんでしょう。夫婦して笑顔が止まらないのです。この幸せ感は、なんて表現したら良いのでしょう。

 前回の感動のスイスの旅でも出合えなかった、それほど、美しい街ウェンゲン。ここに2泊できるなんて、ラッキー!

■緑の山並みに映える真っ赤な登山列車で、ユングフラウヨッホ駅を目指して出発です。ユングフラウはどんな様子で私達を迎えてくれるのでしょう?

 スフィンクス展望台は・・・?アレッチ氷河は・・・?再会に胸がワクワクします。と同様、私達を乗せて登山列車は、青空の下、緑の高原を軽快に登って行きます。目の前の風景に感動しながら、6年前の記憶をたぐり寄せます。有り難いことに、前回と同じく、天気も良くて、空の青と雪に覆われた山と氷河の白、その美しいコントラストを楽しむことが出来ました。

■前回と違うのは、登山列車を途中下車して、1時間余りスイスアルプスを歩くことが出来たことです。カウベルを下げ、放牧された牛達は、人間を警戒することもなく、寄ってくることもなく、日常と受け入れているようです。

 カランカランとベルの音だけさせて、知らん顔して通り過ぎていきます。途中に咲いている可愛い高山植物は、日本でも阿蘇の高原などで、よく見かける植物とよく似ていますが、色がとても鮮やかです。「私、アルプスを歩いてるんだ!」アルプスの少女ハイジになったような幸せ気分です。うれしくて、随分、歩きました。旅の仲間には、高齢の方もいらっしゃったので、ホテルの夕食後、具合が悪くなり病院へ運ばれました。やはり、ヨーロッパは旅慣れていても、高齢の方にはハードです。若い時に訪ねたいですね。

■大好きになった美しいウェンゲンの街を後にして、北イタリアを代表するリゾート、湖水地方コモ湖で湖畔クルーズとおいしい昼食を頂きました。コモ湖は、映画「007カジノ・ロワイヤル」の撮影も行われた場所です。「007」のファンの私達夫婦にとっては、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグの記念すべき第1作のロケ地ということで、気分が上がりました。

 その後、訪ねたミラノ、天を突き刺すような135本の尖塔のドゥオーモは、500年を費やして完成させてというゴシック建築の一大傑作と称えられる見応えのある豪華な大聖堂でした。

■ヴェネチアも2度目の訪問です。前回を思い出しながら、ゴンドラ遊覧を楽しみ、サン・マルコ広場のカフェでエスプレッソとジェラートでブレイクタイム・・・至福の時間でした。水上バスでブラーノ島とムラーノ島に渡り、レース編みの博物館とガラス工房を訪ねました。前回はリド島に宿泊しましたが、今回はヴェネチア本島のホテルに宿泊したので、夜も劇場に行ってショーと食事を楽しみました。食事の後は、夜のサン・マルコ広場を散歩すると、まだまだ、とても賑やかで、素敵な生演奏を楽しむことが出来ました。なんとサウンド・オブ・ミュージックも演奏され、感動し気分が上がりました。

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■翌朝、早起きして朝日を浴びるサン・マルコ広場を散歩。水の都、ヴェネチアに別れを告げ、懐かしのコルティナ・ダンペッツォ、そして、「ドロミテの真珠」美しいミズーリナ湖。ドロミテは、3000m級の山々がいくつもいくつも連なる雄大な山岳地帯で、沢山の絶景を目にすることが出来ます。透明で澄みきったエメラルドグリーンのカレッツァ湖の美しさは、言葉を失うほどで、今でも忘れられません。次々に窓の外に広がる絶景に目を奪われながら、ボルツァーノに到着。

 翌朝は、ティラーノからベルニナ特急に乗るために早朝の出発でしたので、ホテルのサンドイッチが朝食として、バスの中で配られました。

■有名なあの赤い車体のベルニナ特急のパノラマ車両に乗ることが出来ました。

 ティラーノ駅を出ると間もなく、よく目にするあのループ橋を渡りました。緑に映える赤い車体を右へ左へと揺らしながら、絶景の中を軽快に走ります。車窓には、湖や氷河などが次々に表れ、目を楽しませてくれます。贅沢な時間でした。

 2時間半の憧れのベルニナ特急の旅の終着駅はポントレジーナ。バスに乗り換え、「アルプスの少女ハイジ」の故郷マイエンフェルトに向かいました。ハイジ、ペーター、アルムおじさんがひょっこり表れそうな、メルヘンチックな街でした。

■旅の最終日はチューリッヒの素敵なホテルに宿泊。翌日は「ラインの滝」と呼ばれているライン唯一の滝に、遊覧船で至近距離まで接近し、水しぶきを浴びながら滝の中央にある岩に上陸、展望所から滝を眺めるというド迫力の体験をしました。

 

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かな
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