旅の楽しみ方

ドナウの美しい薔薇/ ハンガリー・スロバキア・ドイツ・チェコ

■ウィーンを後にして、ハンガリーの首都ブダペストへ向かいました。

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 ドナウ川の両岸にまたがる美しい街は世界遺産で、その美しさから「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」といわれています。美しい漁夫の砦、英雄広場、マーチャーシュ教会などを訪れました。夕食後のドナウ川イルミネーションクルーズの素晴らしさは、忘れられません。息をのむ・・

 まさにそんな美しさです。昼間とは全く違う表情を見せて楽しませてくれました。

■チェコスロバキアが、チェコとスロバキアに分離したのは、1993年、連邦解消後にユーゴスラビア紛争のような武力衝突もなかったことから、”ビロード離婚 ””ビロード革命 ”と呼ばれたそうです。でも、歴史を遡ると有名な1968年の”プラハの春 ”以来、他国から武力介入や政治介入があり、多くの人命や人権が脅かされたのだそうです。こんな、歴史にも無頓着な私ですが、こうして、その地を訪ねると興味関心がわきますから、若い人はお金を貯めて海外を旅して歴史や文化に触れることが大切ですね。感受性豊かな若い時にこそ大事でしょう。夫は、大学生の時にアルバイトで必死にお金を貯めて、卒論のために3週間のヨーロッパ旅行を経験したそうです。直に土地に立ち、人と触れ、五感で味わった異国での感動が、現在の旅好きにつながっているのを感じます。

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■スロバキアの首都ブラチスラバでは、ブラチスラバ城やミハエル門などを見学し、その後、ドイツのマイセンとドレスデンを訪ねました。

 マイセンではヨーロッパ最古の白磁の陶磁器工房で繊細な作業を見学し、作品の数々にため息をしながら、ひたすら目の保養。ドレスデンの市内観光では、ツインガー宮殿、聖母教会、ドレスデン城などドイツらしい重厚な建物が多く、見応えのあるものでした。街も美しく、二階建ての観光馬車を、長いたてがみを風になびかせた白馬が、可憐な姿で引いている様子が印象的でした。

■旅の最終日は、2時間の自由行動もあり、プラハを満喫しました。

 美しいプラハの街は、観光客であふれ、活気に満ちていました。世界最大といわれるプラハ城には、聖ヴィート大聖堂や黄金の小路など見所も大変多く、周辺には興味深いお店もひしめき合っています。

 私達は、モルダウ川にかかるプラハのシンボル、520メートルのカレル橋を渡りました。旧市街は人、人、人・・・。旧市庁舎のからくりの天文時計台が人気で、一日に12回窓が開き、12使徒が現れるということで、タイミング良く見ることが出来ました。果物が多く栽培させているのでしょうか、屋台にブルーベリー、ブラックベリー、プラム、ストロベリー、アプリコットなど色とりどりの生のミックスベリーが山のように売られています。お腹が、丈夫なら迷わず買って頬張ったのに・・・。

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かな
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