今年こそ恵方巻きを作ろう!
健康で幸せに過ごせますように・・・邪気を払う節分の豆まき
■2月4日の立春は、四柱推命や風水では、年が改まり(お正月)、この日から季節も春と
なります。前日の2月3日(節分)は、前年(大晦日)となり、季節も冬の終わりの日とな
ります。節分の豆まきは、病気や災害を鬼に見立てて、それを精霊が宿ると言われる豆を使
って追い払おうという儀式が始まりだそうです。
恵方巻きで福を巻き込む
お正月が過ぎると、早い時期から、コンビニやお弁当屋さんの前には、恵方巻きののぼり旗
がパタパタとはためいていますね。食品ロスをなくすために、注文を受けた分だけ販売する
ところも多いようです。恵方はその年の幸福を司っている歳徳神とよばれる神様のいらっし
ゃる方角で、最も良い方角だといわれます。節分に恵方巻き(巻き寿司)を食べることで、
福を巻き込むという意味があるのだそうです。縁を切らないために、一気にたべることが必
要です。
今年は、自分サイズ、自分好みの恵方巻きを作ってみませんか?自分の好きな物を、一気に
食べきれるだけ巻けばいいので、手作りがおすすめですよ。今年(2022年)の恵方は、
北北西です。2月3日の節分に、福の神様がいらっしゃる恵方(北北西)を向いて、無言で
1本をモグモグ・・・一気に食べきって、元気に一年のスタートをきりましょう。
恵方巻き(巻き寿司)の作り方
①ご飯は、出し昆布を入れて、普段よりも水を少なめに入れて炊く。
②寿司桶があれば、桶の内側を湿らせてから、ぬれ布巾で拭いて、炊き上がったご飯を、寿
司桶にとり、すし酢(最近、私は、もっぱら市販のすし酢を使っています)を好みの量、木
しゃもじで受けながら、ご飯全体に回しかけます。しゃもじを大きく動かして切るように手
早く混ぜます。混ぜるときに、うちわであおいでもらうか、一人の時は扇風機をかけながら
やると、べちゃっとならずつややかに出来ます。人肌位まで冷めたら、表面が固くならない
ようにぬれ布巾をかけて、温かさがなくなるまで休ませます。
③芯にする恵方巻きの具は、ほうれん草、かんぴょう、椎茸、竹輪、卵焼き。ほうれん草は
時間がたつと、水分が出て、海苔を湿らせてしまうこともあるので、キュウリを縦に4等分
て使うと簡単です。香りのよい三つ葉をサッと熱湯にくぐらせたものもおすすめです。
④ほうれん草は、色よく茹でます。椎茸はふっくらと戻して、だし汁と椎茸の戻し汁で煮
て、砂糖、酒、みりん、醤油で味を付ける。
塩でもんで、水で戻したかんぴょうは、やわらかく煮て砂糖、酒、みりん、醤油で味付けを
します。椎茸の煮汁が残っていれば、そちらで煮るのもおいしいです。
竹輪を縦に3等分したものも、椎茸の煮汁やかんぴょうの煮汁で少し煮ます。
⑤巻き簀に海苔を広げ、上2センチを残してご飯を薄く敷き詰めます。この時に指先に寿司
酢をつけながらご飯を広げていくと、ご飯がくっつかずにきれいに出来ます。
⑥中央よりやや手前に巻き寿司の芯になる具を置いていきます。1番上に竹輪を置いて、手
前から一気に手早く巻いていきます。
巻き簀にまいたまま、両端を指先で押さえてきれいに整えたら、海苔の端が下に来るように
並べていきます。
海苔を半分にしたり、4等分したりして、その小さい海苔にご飯を薄くのばし、具
の種類も一つか二つにすれば、かわいい恵方巻きになり、お年寄りや子どもでも大
丈夫です。レタスとエビやカニかまを巻いても美味しいです。
切る時には、ぬれ布巾で、包丁を拭いて、まず、真ん中に包丁を入れ2等分し、2
等分したものを、また2等分する・・といった具合に8等分するとよいと思いま
す。包丁にご飯が付くと切りにくいので、ぬれ布巾で包丁をきれいにし、湿らせな
がら切ると、きりくち美しく仕上がります。
南関あげの恵方巻きもおすすめですよ!!
海苔の代わりに、南関あげを使った、巻き寿司(恵方巻き)もおすすめです。ふわふわ、味
しみしみの贅沢な恵方巻きです。小さくいなり寿司にしたら、子どもやお年寄りも一口でパ
クリとできますよ。