玄米は、おいしい!
炊きたての玄米を食べたことはありますか?
炊きたての玄米は、もっちりしていて、適度にかみ応えがあり、米自体に旨みがあり、とっ
てもおいしいのです。
独特な食感と素朴な味わいのある玄米好きな人は、白米には物足りなさを感じるようです。
「玄米は、健康のためには良いそうだけど味はどうなんだろう?」食べたことのない人は、
そう言いますね。
健康志向の消費者のニーズに合わせて、おいしく玄米の炊ける炊飯器も多くなりました。
我が家では、玄米を食べるようになってから、もう20年以上だと思います。完全玄米食で
はなくて、玄米と白米の両方準備していて、メニューや副菜に合わせて、半々くらいの割合
で玄米を炊いたり、白米を炊いたりしていますが、白米の時には雑穀を混ぜて炊きます。
白米だけでは、ちょっと物足りない感じです。玄米は、やっぱり、和食には、よく合うと思
います。お味噌汁、煮物、佃煮、お漬けもの・・・相性がいいですね。
「玄米を食べて、腸活」・・・健康な体を手に入れる!
玄米は、稲の果実である籾からの籾殻をとったもので、糠、胚芽、胚、胚乳の全てが含まれ
ていて、胚乳だけの白米と違って、完全栄養食といわれるほど栄養バランスすぐれた食材で
す。健康維持に必要な鉄やマグネシウム、カルシウムといったミネラルが豊富に含まれてい
ます。また、腸内環境を整える食物繊維は、塩分、糖分の取り過ぎを防ぐことが期待できま
す。さらに、美容にもうれしい豊富なビタミンB₁、B₆、Eは、抗酸化作用が期待でき健康の
ためには欠かせません。
私は、56歳ですが、人間ドックでも、全く異常はありません。女性に多い便秘にも、全く
縁のない生活を続けられているのは、玄米のおかげかもしれません。
玄米を主食にする時には、味噌汁、煮魚、焼き魚、野菜の煮物、和え物、酢の物、佃煮など
自然と旬の食材を使った和食になることが多いので、お出しもしっかり取りますし、味噌や
醤油、塩麹、醤油麹など発酵食品で味付けすることが多くなるような気がします。
玄米食は、いつの間にか、無理なく健康な体を手に入れることが出来るようです。
出来れば無農薬、減農薬の玄米
栄養豊富な玄米ですが、糠に残る農薬を心配する方もあると思います。しっかり洗うこと、
出来れば無農薬、減農薬のものを利用されることをおすすめします。我が家は、有り難いこ
とに、結婚以来、以前は実家の両親、現在は弟夫婦が手塩にかけて育ててくれたお米を食べ
させてもらっています。玄米でもらってきて、玄米、五分づき米、七分づき米、白米と、自
宅の精米機でニーズに合わせて精米をします。実家のお米は、早期米なので、ゴールデンウ
ィークの頃に田植え、8月には収穫します。農薬の使用が最小限で済み、台風の時期には収
穫が終わっているので収穫量も多く、安定しているようです。