春の山菜料理
春は、山菜を食するのが楽しみです。道の駅で、筍や菜の花など馴染みの山菜に混じって、
花わさび、コウサイタイ(紅菜苔)、葉ニンニクが売られていました。なかなかお目にかか
れない珍しい山菜でしたので、ラッキー!と即購入しました。
山菜をおいしく頂くためには、新鮮さが一番重要ですね。新鮮さを保つように上手に持ち帰
って、直ぐに調理することが大事です。
「花わさび」レシピ
花わさびは、スーパーで見かけたことはありませんが、道の駅などの産直市場でも、なかな
か見かけない珍しい山菜ですので、見かけたらぜひ購入して、ご賞味いただきたいもので
す。
<花わさびのしょうゆ漬け作り方>
➀花わさび200gは、きれい洗って、3~4cm位の長さで切ります。沸騰前の80℃位のお
湯で、10秒ほどサッと茹でて、水を切ったら、ボールに移して熱いうちに塩1/2tをまぶ
して、ツンとした香りが立つまで揉み込みます。
②漬け汁は、鍋に、濃口しょうゆ3T、酒1T、みりん1T、砂糖1/2tを一煮立ちさせて冷
ましておきます。➀を漬け汁に3時間位漬けるこむと、ご飯にピッタリの常備菜の出来上
がりです。
<花わさびの酒粕漬けの作り方>
➀花わさび200gは、きれい洗って、3~4cm位の長さで切ります。そこに塩2Tをふりか
けて、ツンとした香りが立つまでよく揉み込みます。香りが立ってきたら、水洗いして、
きつくしぼります。
②すり鉢に、わさびの2倍くらいの酒粕を入れ、ボールに合わせておいた酒1/2C、みりん
1/2C、薄口醤油1T、砂糖1Tを加えて、伸ばしながらすっていきます。ここに➀の花わさ
びを加えて、混ぜ合わせると、おいしい花わさびの酒粕漬けが出来上がります。
コウサイタイ(菜の花)の白和えの作り方
<白和え衣の作り方>
➀コウサイタイ(菜の花、セリ、ほうれん草などでもいい)は、たっぷりの沸騰したお湯で
色よく茹でて、水に放って、よく絞ります。
②人参、こんにゃく、椎茸も茹でて、出し汁、薄口とみりんで煮て、薄く下味を付けておき
汁気を切っておきます。
➂木綿豆腐半丁は、キッチンペーパーで包んで、600wの電子レンジに1,2分かけて、重
しとしてお皿などを上に置いて冷ましておきます。
④フードプロセッサーに➂の豆腐をかけてなめらかになったら、砂糖1/2T、薄口醤油1t
みそ1tも加えて、味付けをします。
⑤④をボールにいれ、➀②とすりごま1T混ぜ合わせれば出来上がりです。
葉ニンニクと豚バラ肉の塩麹炒め
<作り方>
➀豚バラ肉の薄切り200gは、半分の切って、塩麹1Tをまぶして、1時間以上下味をつけて
おきます。
②人参は、5センチの短冊切り、葉ニンニクも5センチの切っておきます。
➂フライパンに油をしいて、温まったら、人参、葉ニンニクの茎、肉、葉ニンニクの葉の順
に炒めたら出来上がりです。
筍レシピ
<筍の茹で方>
①洗った筍は、先端部分を切り落とし、縦に包丁を入れて、たっぷりと水を入れた大きな鍋
に唐辛子と米糠といっしょ入れて、火にかけます。今回400g位の筍を3本茹でてアク抜
きします。米糠は1Cくらい入れました。
②吹きこぼれないように注意しながら、1時間くらい茹でたら、火を止めて、そのまま一晩
放置します。
筍ご飯の作り方
①アク抜きのすんだ筍は、柔らかい穂先は繊維に沿って縦に切り、固い根っこの方は繊維を
断つように横に切っていちょう切りにします。一緒の炊き込む具材は、油揚げ、キノコ、
油揚げ、人参などこのみでいれます。
②米3合は、洗ってザルにあげ、30分位おいてから、鍋に米、筍と他の具材、醤油4T、み
りん4Tと出し汁で普通に炊飯します。仕上げに山椒の葉をのせるか、みじん切りにして
散らしたら出来上がりです。
筍の若竹煮
➀アク抜きのすんだ筍は、柔らかい穂先は繊維に沿って縦に5cm位に切り、固い根っこの
部分は繊維を断つように幅7mm位のうす切りにします。
②車麩は4cm位に切って、水を張ったボールで柔らかくなるまで浸し、柔らかくなったら
よく絞って、溶き卵をくぐらせて、180度の油で揚げます。
➂鍋に出し汁200cc、酒2T、みりん1T、砂糖1T、薄口醤油1.5Tを沸騰させ、➀の筍を
入れて味を含ませます。次に②の車麩を入れてしばらく煮ます。最後にわかめを入れてワ
カメが温まったら出来上がりです。