旅の楽しみ方

<アルプスの乙女/スイス・ユングフラウ>

イタリア・アルプス(コルティナ・ダンペッツオ))&
スイス・アルプス(インターラーケン)       

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■初めての海外旅行で、イタリア・アルプスの素晴らしい風景を求めてドロミテ渓谷を訪ねました。3000m級の山々が連なるドロミテ山塊は世界遺産です。

 見渡す限りの大自然ドロミテ街道の中心都市がコルティナ・ダンペッツォです。

 高い標高でありながら、谷底にある街で、ドロミテの赤茶色の切り立つ岩肌を目の前に見ることが出来ます。

■湖畔にホテルやレストランの並ぶミズリーナ湖、素敵なレストランで美味しい昼食をとり、ウエイトレスの女の子の笑顔が、今も思い出されます。デザートのお皿に敷かれていたペーパーレースのカットがきれいで、汚さないように食べて、夫の分と2枚、本に挟んで持ち帰りました。帰国してラミネートして、今でも花瓶敷きに使っています。見る度に、あの女の子の笑顔を思い出します。

■オーストリア・インスブルックを散策し、国境を越えてドイツへ入り、白亜の古城ノイシュバンシュタイン城を訪ねました。若き国王ルードヴィヒ2世は、芸術を愛し、ファンタジーを愛し、この華麗で美しい城を建てました。その美しい姿から「白鳥城」とも呼ばれ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルだといわれます。確かに、シンデレラ城はノイシュバンシュタイン城にそっくりですね。吊り橋から見たノイシュバンシュタイン城が一番美しいということで、小雨の降る中、皆で坂道を歩いて吊り橋までいきました。

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■その後、スイス・アルプスのリゾート地インターラーケンへ向かいました。

 素敵な可愛いホテルに到着、夜は夫がチロリアンショーを予約してくれていたため、タクシーで会場へ。あの可愛い民俗衣装に身を包んだ方達の、歌と踊りと演奏を思う存分楽しみました。あの長い長いアルプホーンの音色も、目を閉じれば、アルプスの山で聞いているようです。ヨーデルも素晴らしくて、オプションにもない特別メニューを準備してくれた夫に感謝です。

■インターラーケンを自由行動で散策し、可愛い街並み、素敵なショップを楽しみました。そして、旅の最後に待っていたのが、登山電車でいく名峰ユングフラウ。アルプスの乙女とも呼ばれています。ユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパの鉄道駅で最も高い高度(3454m)にある地下駅で、エレベーターでスフィンクス展望台まであがると、そこには、眩しい白銀の世界が広がっていました。アイガー、メンヒ、ユングフラウのスイスが誇る3名峰とアルプス最大最長のアレッチ氷河は世界遺産ですが、この素晴らしい世界遺産を目の前で見ることが出来ました。このサングラスなしでは、目を開けられない銀世界の中で、雪遊びが出来たのです。

■ユングフラウヨッホ駅には山頂郵便局があり、なんとここには、日本から贈られた「郵便」と書かれた赤い円筒形のポストがあるのです。日本の富士山にはスイスから贈られた黄色い四角の郵便ポストがあるのだそうです。旅先で、こんなうれしい事実を知らされるのって感動ですね。日本に帰国してからも、うれしいことがありました。帰国後、しばらくしてから、夫からのエアメールが届いたのです。スイスから届いたこの手紙の最後に「封筒の中の、スイスの空気がきっと元気をくれることでしょう」と結んでありました。あの頃から、ずっと変わらずロマンティックな優しい夫に感謝ですね。

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かな
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