ことばの力

「コロナ禍」ストレスを減らすには、悩む時間を減らすこと

「不要不急の外出の自粛」って?

自分が「感染しない」「感染させない」ための行動を!

安倍首相が、小中高校の一斉休校を宣言してちょうど一月が過ぎました。全世界の死者数が

3万人を超え、イタリアでは1万人が亡くなったと発表されました。(3/29現在)

日本国内の死者数は64人です。感染しても症状の出ないままの人も多いということなの

で、自分自身が感染しているかもしれないし、家族のだれかが感染しているかもしれない、

今、会話している人が感染しているかもしれない・・・。

潜伏期間は、1~12日とまちまちで、平均的には5日位だそうです。

不確かなことを、心配して悩んでもストレスが増すばかりです。

自分が「感染しない」「感染させない」ために、出来ることをやって、後は、安心して日常

を淡々と送っていくことが、今は一番大切なことなのかなと思います。

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悩まず行動を起こすための、情報をキャッチする

3月19日、3連休を前にして、大阪府知事が3連休に「兵庫県との往来の自粛」を府民へ呼

びかけました。25日には、東京都知事が都民に「週末の不要不急の外出の自粛」を呼びか

け、その周辺の自治体も同様の対応をとりました。

その後、次々に、全国的に感染経路のわからない感染者が増え続け、私の住む熊本市も、熊

本県も、「不要不急の外出の自粛」を呼びかけました。

初めの頃は、自分の行動をどう変えていけばいいのか、手探りのような状態で、「これっ

て、だいじょうぶ?」って立ち止まることがよくありました。例えば、通常なら、迷わず受

診する場合であっても、「急いで行かなければならないことか?」「痛みがないのでもう少

し先に延ばそうか?」「歯科の定期検診は、今回はパスした方がいいだろうか?」と、何日

も悩むこともありました。

友達から食事に誘われた時、家族で温泉旅行に行く時、伸びた髪を切ってスッキリしたい

時・・・いつもいつも、いちいち立ち止まって考えてから行動を起こすのが習慣になってしま

っています。情報が少ないとき、情報が不確かなときは、立ち止まって、行動を起こすのに

随分時間がかかっていたような気がします。

でも、時間の経過とともに、確かな情報も得やすくなり、悩まず行動が出来るようになりま

した。状況は、悪化しているのですが、ザワザワした不安は少なくなってきたと思います。

今となっては、誰もが、「非日常」を日常として受け入れて生活せざるを得ない状況で

す。まず、現実を受け入れて、正しい情報をキャッチした上で、ひとつひとつ対処していく

ことで、「安心」が生まれると思います。子育て中のお父さん、お母さんは、特に子どもを

安心させてあげることが一番大切だと思います。ニッコリ笑って「だいじょうぶだよ。」と

言ってくれるお父さん、お母さんの存在が、子ども達の安心です。

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安心して行動するための「正しい情報」

三つの「密」をどうさけるか

外出の自粛要請の前には、「三つの密を避ける」をいつも考えながら、

自分の行動が集団感染に結びつかないようにと心がけていました。

三つの密とは、

・密閉 換気の悪い空間

・密集 手の届く距離に大勢の人がいる

・密接 近距離での会話や発声

三つの条件が重なる場所は、クラスター(集団感染)になりやすいと言われます。

感染者の80パーセントは軽傷

感染者の80パーセントは軽傷なので、症状のでないまま感染を広げている感染者もいると

いうことです。重症化するのは、高齢の方や、持病を持っている方が多いそうです。若い世

代の人の行動が、重症化するリスクの高い方たちに感染を広げている可能性が高いとして、

「不要不急の外出の自粛要請」がなされているということです。先ほど、志村けんさんが、

新型コロナウイルスに感染による肺炎で70歳で亡くなったとの報道がありました。志村さ

んも、感染経路が特定できないとのことでした。老若男女全ての人に影響を与える志村さん

の死を通して、全ての人が、「感染しない、感染させない行動」をとることを意識するよう

になるのではないかと思います。志村さんは、皆に、そのことを伝えるために、旅立たれた

ような気がしてならないのですが・・・。

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食料品・日用品の買い物は、人混みを避け、短時間ですませる

食料品、日用品の買い物の時間は、出来るだけ人の少ない時間に短時間で出来るように

工夫が必要です。

・毎日行かず、開店を待って行ける日に、まとめて買い物をする

食料品・日用品を購入するスーパーやドラッグストアについては、開店直後、割と人が少

ないと思います。開店を待って行ける日に、まとめて買い物をするといいと思います。

・滞在時間を短くするために、買い物リストを活用し、売り場の近いモノをまとめてメモ

スーパーやドラッグストアでの滞在時間を出来るだけ短くするためには、買い物リストが

必要です。その場合、可能であれば、売り場の近いモノはまとめて書いておき、導線をな

るべく短く出来るようにしておくといいと思います。

・長期保存の出来る乾物、缶詰、乾麺をストックしておく

乾物・缶詰・乾麺は、長期保存が出来るので、とても、おすすめです。魚や肉、野菜など

の生鮮品は買い置きには向きません。お惣菜を多めに作って、冷凍保存したり、野菜をピ

クルスや塩漬けにすることもできますが、長期保存となると難しいです。

干し椎茸、干しタケノコ、豆類、切り干し大根、ひじき、昆布、高野豆腐、焼きエビなど

は、日頃から多めに買い置きしておくと、実に便利です。ほとんどが、水で戻してから使

用しますが、乾物自体の美味しさと、旨みたっぷりの美味しいだしが取れるのも魅力で

す。乾物、缶詰、乾麺は、生鮮品を買ってくれば、色々な料理ができるので、買い物の

時間を短縮できます。

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ABOUT ME
かな
好きなこと:手仕事・読書・旅・映画   憧れる人:ターシャ・テューダー     一番欲しいもの:自分の時間