図書室の彩り

10月の学校図書館ー図書館祭りの準備について

図書委員としての「図書館まつり」の計画

「図書館まつりのしおり」作り

■図書委員会の子ども達の意見と先生方からの意見を聞いて、一つ一つの活動の細かなところまで決めて、「図書館まつりのしおり」を作りました。

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B4サイズの紙を折ってたたんでハサミを入れて広げると、「あら、不思議!」8ページのミニブックの出来上がります。

毎年、このミニブックでしおりを作っています。

このミニブックは、色々な場面で、活用できます。

以前、図書館まつりの時に、手作り絵本のコンクールをした時には、たった8ページの絵本ですが、子ども達の力作が、そろい感激しました。

しおりには、各ページにイベントの楽しみ方を書きました。

イベントにに参加する度にもらえるスタンプを押すページも作りました。

スタンプが増えていくのも楽しみです。

私の方で、印刷まで済ませておき、ミニブックに仕上げる作業は図書委員と一緒に行いました。

「図書館まつりのポスター」作り

■本当は、図書委員一人一人がオリジナルのポスターを書くのがベストなのですが、なかなか時間が取れないので私の方でA3サイズのかみに下絵を準備しました。

「おれ、読書郵便が一番楽しみ!」

「私は、おはなし会が楽しみ!」なんて、おしゃべりをしながら、思い思いに色をつけると、下絵は同じでもそれぞれ個性的なポスターが完成ました。

ポスターより一回り広い包装紙を準備しておいて、その上にポスターを貼るとポスターの絵が引き立ちます。

校内放送や全校集会でのPR

■図書館まつり前の3日間、給食時に校内放送でPRをします。

今回は映像もクラスのモニターに映し出されることになり、ドキドキの図書委員です。

■図書館まつり直前の10月25日(月)の全校集会の時間に、図書館まつりのPRをします。

8人の図書委員が、一人一役でそれぞれのイベントの説明をします。

「初めにみんなを引きつけるために簡単なパネルシアターをやってみようか」

と、私の方から投げかけると

「私やりたいです!」

と次々に手があがり、意欲満々、いい感じです。

おはなし会のメニュー

■11月24日(水)の昼休みに行う「秋のおはなし会」は、図書委員が主役です。

どんなことをしようか、皆で、話し合いました。

ちなみに、1学期の「春のおはなし会」は、次のような内容でした。

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1、ろうそくのうた

2、鳴き声、だ~れ?(スキャントークを使って)

3、からすの親子(小道具を使って)

4、からすのパンやさん(ビッグブックの読み聞かせ)

5、きりなしばなし(小道具を使って)

6、かもとりごんべえ(読み聞かせ)

7、2羽のにわとり(手あそび)

8、ろうそくのうた

■パネルシアター、ビッグブックの絵本の読み聞かせ、紙芝居、手遊びをやりたいという意見がでました。

 

「図書館まつり」の準備

■いよいよ、「図書館まつり」が、間近にせまってきました。

この1週間で、「図書館まつり」の準備として、次のことをやりました。

・読み聞かせ担当の先生方に、そのクラスの子どもに合った本を3、4冊選んで渡し、その中から1冊を選んで頂きました。

・「読書郵便」のため、先生方に子ども達への本の紹介文を書いて頂きました。

ほとんどの先生が、子ども時代に読んだ本をそれぞれの言葉で紹介してくださいました。

・図書委員会からの「図書館まつり」のPRとして、お昼の放送、ポスター掲示しました。

・全校集会での「図書館まつり」PRの練習をしました。

・おはなし会に使う大型絵本を公共図書館から借りるため

団体貸し出しの予約をしました。

・10月27日から始まる「秋の読書週間」、本校の「図書館まつり」を知らせるための「図書館だより」と「図書館まつりのしおり」を配布しました。

・図書室前に郵便ポストを準備して、各クラスに郵便受けを設置します。

・図書室のホワイトボードに”特大すごろく”を作ります。

・今回、3回行う「図書委員会の読み聞かせ」に、図書委員以外の子どもや保護者の方にも読み手を募集しました。

■「図書館だより」の末尾に次のように書きました。

■保護者の皆様へ

「母の声は金の鈴」

これは、児童文学者・椋鳩十さんの残された有名な言葉です。

ご存知のように椋鳩十さんは、動物の生きざまや動物同士の深い愛を描くことによって、生きることの尊さや愛の美しさを子ども達に伝え続けた方ですが、「母と子の20分間読書」の提唱者としても有名です。

「楽しく感動深い思い出とともに植え込まれた母の声はいつまでも金の鈴のごとく美しい声として子どもの心になり続けます・・・」という言葉がの残っています。

「図書館まつり」期間中の「読み聞かせ」に、子ども達や保護者のみなさんから読み手を募集することになりました。

もちろん、お父さん、おじいちゃんおばあちゃんも大歓迎です。

絵本は、子どもに読ませる本ではなく、大人が子どもに読んで聞かせる本だといわれます。

子ども達と一緒に素敵な宝の時間を過ごしてみませんか?

■その後、読み聞かせに子ども達が15名、保護者の方が3名、手を挙げてくださいました。

初めての保護者の読み聞かせで、保護者の方はちょっとドキドキといった感じでした。

終わってから

「またやってみたいです。」

という声を聞く事ができたので良かったです。

図書委員以外の子ども達も、担任の先生や前担任の先生、同じ学年の友だち、図書委員とペアを組んで読み聞かせに出掛けます。

低学年は早くから読む練習に熱が入っているようです。

本を読んでもらう喜び、本を読んであげて喜ばれる喜びをたくさんの子ども達の味わってほしいと思います。

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かな
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