布あそび

好きな服を大切に長く着る、そしてリメイクする

■私は針と糸と布が大好きです。パッチワークや刺繍、編み物など夢中になると、時間の経つのも忘れてしまい、好きな音楽でも流せば一日中でもチクチクやっていられます。子どもの頃からずっと針と糸と布が大好きでした。

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■はじめてその心地よさに目覚めてのは、小学6年生の時、「お父さんのワイシャツを利用して、給食のエプロンを作りましょう」という家庭科の授業でした。ワイシャツの襟とカフスを切り取り、襟にブランケット刺繍をし、袖の先にはゴムを通し、裾は好みの長さの切って三つ折りにしてミシンをかけるとエプロンの形になります。それぞれ好きな刺繍をして仕上げるのですが、お花とイニシャルを刺繍をして、先生に褒めて頂きうれしかったことを覚えています。

 父のワイシャツですから、冬の制服の上から身につけても、ゆったりとして着心地のいいエプロンでした。教科書にはなかったはずのこの授業、担任の先生のオリジナルだったと思いますが、素晴らしい発想ですね。

■高校生の時にデザイン部(手芸部)に入部し、茶道部の隣の狭い部室に集まって、ミシンをかけたり、ペーパーフラワー、リボンフラワー、パン粘土細工、フェルトのマスコット人形を作りながら、お喋りをして過ごしました。ハンドメイドは、人を喜ばせることも実感しました。

■後に夫となる人と出会ってからは、マフラー、ベスト、セーターと編み物に夢中でした。結婚してからは、主人と私のパジャマや私のエプロンは全て手作りしていました。甥や姪が生まれてからは、ママバッグ、おくるみ、ロンパース、帽子、リュックなどをネーム入りで、セッセと手作りしていました。

 着るものに限らず、カーテンやベッドカバー、車のシートカバーなど何でも作ってしまうので、主人は「電化製品と家具以外は手作りだね」と言って笑っていました。毎日、楽しかったなぁ。

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■最近、着物のリメイクの教室に通い、着物のほどき方や洗濯の仕方を教えて頂き、チュニックやワンピース、コートなど基礎的なものを1年間で10着ほど手作りしました。絹の着物のリメイクは、軽くて、夏は涼しくて、冬は暖かく着心地満点です。動く度に衣ずれの音がして、それも素敵なのです。

 ウールの着物をリメイクしたチュニックは、暖かく動きやすくて、ホームウェアーとして大活躍します。これからは、着物や着物リメイクのものを身につけて過ごせるような生活がしたいなぁと思うこの頃です。嫁入り道具で揃えてもらった着物、眠らせていては申し訳ないですものね。

■身につけるものといえば、バッグもそうですね。服をハンドメイドすると、ハギレが沢山でますので、パッチワークでバッグを作ります。トートバッグ、巾着バッグ、リュック・・同じ大きさに切ったものを色分けしておくと、便利です。時間ができたら、チクチクしたいなぁ・・・。

■しばらく、クラフトペーパーのバッグにはまっていました。色んな色で色んなデザインのバッグを作り、プレゼントしました。

 第1作と第2作の2つだけ手元に残っていて、まだまだ現役です。軽くて丈夫ですから、シーズンが終わったら、ブラシをかけてほこりをとって、カラースプレー、乾いたら、つや出しスプレーをかけてから仕舞います。悪戦苦闘で完成させたので、愛着があり、もう7年位大切に使っています。材料は、まだまだ、どっさりあるので、春から使えるバッグを作りたいと思います。

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ABOUT ME
かな
好きなこと:手仕事・読書・旅・映画   憧れる人:ターシャ・テューダー     一番欲しいもの:自分の時間