季節と暮らし

宿根バーベナを挿し芽で増やす

宿根バーベナの挿し芽の方法

彩りの消えた冬の花壇、春になると、「わたし、ここにいますよ」と言うように、茎を伸ば

し、葉っぱを広げて、元気をくれる宿根バーベナ。猛暑の夏もグランドカバーとして大活躍

してくれます。こまめな花がら摘みと、時々切り戻しをしてあげるのが、長くきれいに咲か

せるポイントです。私は、天気予報で、雨が続きそうな時を見計らって、切り戻しをしま

す。切った茎の途中には根が出ていますので、その部分を挿し穂にして、苗を増やします。

根が出ていなくても、大丈夫。葉っぱのついているところからは、根が出てきますので、挿

し穂を作ってみましょう。

土は、種まき・挿し芽用の土が安心です。排水性の良い小粒の鹿沼土や赤玉土、保水性の良

いピートモスを調合してもいいと思います。肥料の入っていない新しい土か殺菌してあれば

再生土でも大丈夫です。

土を入れたポットを前もってジョーロで十分湿らせておいて、挿し穂を挿すためにお箸など

で穴を開けて置いて、やさしく挿します。また、十分に水をかけたら、1週間ほどは明るい

日陰に置いて毎日水やりをします。その後は、徐々に日当たりのよいところに場所を移して

いきます。1月も経てば、わき芽が伸びてきますし、ポットの中もしっかりとした根でいっ

ぱいになってきていますので、定植できます。

節のところから小さな芽

 

 

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茎をV字にカット、葉っぱは半分に

 

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挿し穂は、出来れば、しっかりとした茎のものが安心です。水をよく吸い上げるように、ナ

イフでV字にカットします。葉っぱから蒸散しますので、蒸散をおさえるために葉っぱは、

半分位に切っておいた方がいいと思います。

宿根バーベナに限らず、ペチュニア、トレニア、カーネーション、ポーチュラカなどは、同

じように挿し芽で簡単に増やすことが出来ますので、おすすめです。

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かな
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