手料理

季節の果物を使った手料理

            <保存食>

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■季節の野菜や果物を使って、保存食を作るのが楽しみです。

 今の季節は、庭のキンカンが色づいてきたので、そろそろキンカンの甘露煮を作りたいと毎日洗濯物を干しながら、目の前のキンカンの木を眺めています。土鍋で作るととても上手に出来るのです。数年前に友達から、作家さんのすてきな土鍋を持っているんだけど、年を重ねると、重たい土鍋にはとても手が伸びないので・・・と譲り受けました。

 試しに、キンカンを煮たところ、柔らかくぷっくりと最高に上手に出来上がりました。毎年、実家、友達、ご近所さんと、あちらこちらにお裾分けして、お褒めの言葉を頂いています。

 

■私のキンカンの甘露煮は、洗ってがくの部分を丁寧にとるところまでは一般のレシピと同じなのですが、実を半分の切ってから茹でます。茹でると種が自分から出てきます。出てこない時は、つまんで軽く押すとツルンと出てきます。2回ほど茹でこぼし、種もきれいに出してしまったら、新しい水に一晩つけて、あく抜きをし、翌日、水をきって、好みの砂糖を好みの量入れてコトコト煮ていきます。好みの酢を好みの量加えて、さらにコトコト煮て好みの味になったら出来上がり。実家の祖母を手伝いながら覚えた甘露煮ですが、種を出さなくてよくて、好評です。果肉が、程よくシロップに溶け出して、シロップもジャムのようになります。ヨーグルトにかけて良し、チーズケーキを焼いたときにかけて良し、キンカン湯にし

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ても美味しくて、体が温まります。

 

 酢が入っているので、冷蔵庫で長期保存できます。

■柚もきれいに洗って、二つ割りしたら、種を取り出します。この時、後で種も果汁も使いますので、大切に容器に取っておきます。皮ごと薄くスライスし、ボールに入れたら砂糖をまぶし砂糖のザラザラした感じがなくなるまで混ぜ、取っておいた果汁も入れて更に混ぜます。最後に種も戻します。種はペクチンを出してトロリとさせるために入れるので、後で取り出しやすいように、あまり混ぜ込まないように注意します。

 冷蔵庫で一週間位は十分に保存できますので、ヨーグルトにかけたり、ケーキのタネに混ぜ込んで焼いたり、かぶの酢漬けや大根なますの仕上げに入れると、香りが良くて、一気にレベルアップします。

 

 熱いお湯を注いでゆず湯としていただけます。

 スライスした柚をハチミツに漬けると上品な味に仕上がります。

 たくさん手には入ったら、ゆずジャムにします。

 

■果物は季節の応じて、ジャムや果実酒を作ります。いちご、梅、杏、ブルーベリー、イチジク・・・。ここ数年、主人の植えた桑の実(マルベリー)がすこぶる元気で、大量に収穫できます。生で食べるのには、甘みが少ないので、ジャム、果実酒、シロップ漬けにします。毎日、毎日、主人が指先を赤く染めながら収穫、その茎を一つ一つ丁寧に取り除いて、これまた毎日毎日、加工します。実家や友達、ご近所さんの喜ぶ顔を思いながら・・・。

 寒い季節は、果実酒をホットワインのように熱いお湯で割って頂いています。夏は炭酸水で割って、氷を入れて冷たくして頂きます。

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ABOUT ME
かな
好きなこと:手仕事・読書・旅・映画   憧れる人:ターシャ・テューダー     一番欲しいもの:自分の時間