1.最初の授業を何にする?

■皆さんは、受け持ちの子どもに対して、最初の授業は何にされるでしょうか。

もちろん、始業式や大掃除などの特別活動は除いてです。

もっとも、係活動や委員会活動をさっさと決めないと、クラスが動かないという場合は仕方がありません。

このようなものを除いて、多くの先生が国語科を最初にされるのではないでしょうか。

私は、体育科でした。体育館の予約を先にとっておくわけです。なぜか!

2.跳び箱は誰でも跳ばせられるから!

■開脚跳びですが、これはコツがあって、5分で誰でも跳ばせられるようになります。

私の今までの経験では、極端な肥満児は無理でした(泣)。『跳び箱は誰でも跳ばせられる』(向山洋一著)、この本に詳しいです。

「もう少し助走を早く走って!」「踏切板を音がする位、踏み切って!」「手を前の方について!」

では、跳ばせられません。「体感」が重要なわけです。自転車と同じです。

では、その体感を空中でどうやってさせるか、ここがミソなわけです。

上記本では、腕を起点とした体重移動という説明があります。

3.ではなぜ、この授業を?

■この授業を、4月始業式の翌日、第1時間目にやると、効果的です。

まず、やれる子とやれない子を分けます。やれる子は、各自、練習をさせておきます。

やれない子のみを集めて、長くて10分程(5人を超す場合)とって、先程の腕を起点とした体重移動を体感させます。大体、跳べるようになります。

皆を集めて、皆の前で、苦手だった子を跳ばせます。

その苦手だった子たちを見る目が変わります。教師は、こう言うといいです。

やればできるんだよね。これから1年間、皆で苦手なことに挑戦して、素晴らしい◯年生になっていきましょう。

やたらと、口で説くより、「論より証拠」です。効果絶大ですよ。

もちろん、本人たちは、喜びます。2種類ありました。

1)「エッ、跳べた!」とキョトンとしている子(苦手意識が超強い女児に多い)
2)「やった!!!」と満面な笑みを浮かべる子(男児に多い)

こんな時ほど、「教師冥利」に付きたことはありませんでした。

こんなのがあると、教師も人格的に「成長」していけるのではないでしょうか。