1.ノート指導

■まずは、ノート指導からです。通常のノート指導では、アウト!!

これは、銀行の様式を採用します。つまり、右詰めです。通常、ノートは左詰めですが、この大きな数の指導では、右詰めにします。次の如く。

右詰めノート右詰めノート

■まずは、ノートに4マスずつのラインを引かせておきます。上記は青色になっていますが、鉛筆でいいです。そして、上の方に、「万」「億」「兆」と書かせておきます。

例えば、「百四十六万七千四百八十」(1467480)という数字があったら、上のように表記させます。

もし、左詰めにしたら、どうなるでしょうか。全く持って、読めなくなります。日本語での説明などは、従来通り、左詰めでやり、数字のみ、右詰めでします。

2.指導者用の説明には

■指導者用には、黒板は無地なので、ミニ罫線付き黒板を持ってきて、指導します。

もしくは、電子黒板での罫線表示です。直接書いていくか、プレゼンソフトで提示していくといいです。例えば、次の如く。

大きな数大きな数

 

3.四捨五入の指導方法

■次のような問題があったとします。

【例題1】「1467480」を千の位の概数にしなさい。

次の順に、指南していきます。

1)千の位は何ですか。

2)7ですね。7を◯で囲みなさい。

3)7の右側(1つ前の桁)4を四捨五入します。

4)切り上げですか、切り捨てですか。

5)切り捨てですよね。だから、千の位7から右は0にします。

6)1467000となりますね。

黒板(電子黒板)には、こう表現して、ノートに写させます。

四捨五入四捨五入

■さらに、ここで終わってはもったいないです。

1)十の位は何ですか。・・・・・・同・・・・・・1467480

2)百の位は何ですか。     同       1467500

3)千       同             1467000

4)万       同             1470000

5)十万      同            1500000

■もう1つの例題は、これですね。

【例題2】上の数字を「上から2桁」の概数にしなさい。

「上から1桁」という意味が、子どもたちにはわかりません。それで、優しく次のように指導していきます。「わかるもの」と思って、指導していくと、あとでとんでもないことになりがちです。

【発問】上から1桁の数字といったら、この場合は1を指しています。では、上から2桁は何と言う数字ですか。

1)では、先程と同じように、上から2桁の数字を◯で囲みなさい。

2)その右側、6で勝負でしたよね。だから、上から2桁の概数は、1500000となりますよね。

3)では、上から3桁だったら、どうなりますか。

こんな感じで、指導していくと、間違いがないかと思います。なお、練習問題の時間は当然とって、「習熟」させることが必要条件です。