1.例題

■次の問題が解けますか?

【例題1】皆、2桁✕2桁の計算がすぐできるようになりましたよね。暗算でやってみてください。50✕50=(間をおく)2500 簡単だよね。では、これは、1つ増やした数と1つ減らした数の掛け算、51✕49は、筆算なしよ!!

しばらく、時間を与えてもいいでしょう。こっそり、筆算する子がいるかもしれません。

x²-1=(x+1)(x-1)でした。つまりx²から1を引けばいいわけです。きりのいい数字でないと、暗算はできませんがね。また、2とび、3とび位までは暗算可能ですよね。x²―4も可能ですよね。(x+2)(x―2)ですからね。

■こう考えると、簡単に計算結果が出ますよね。2500から1を引くだけなのですから。

【例題2】51✕49=2499でしたね。では、2つ増やした数と2つ減らした数、つまり、52✕48はどうなるでしょうか。

上の説明通り、今度は4を引くということになりますね。つまり、2496となります。

2.問題作成能力を鍛える

【発問】では、次の問題はどうなりますか。問題を作って、解いてみましょう。

こうなっていれば最高ですね。

3つ増やした数と3つ減らした数の掛け算、つまり53✕47はいくつですか。

答えは、・・・・・

ここで、9引くというのがわかれば最高ですが、子どもによっては、6引くというのもあるかもしれませんね。2乗という考え方を説明してあげるといいですね。

3.上学年の学習を下ろしてくる!

■上は中学・高校の因数分解で問題を作成しましたが、例えば、低学年算数科だったら、高学年算数科をうまく使うといいですね。

例えば、次のような問題です。

【小2へ】正方形は長方形である! 賛成か反対か、決めて、理由を書きなさい。

【小3へ】正三角形は二等辺三角形である! 賛成か反対か、決めて、理由を書きなさい。

図形の包含関係を学んでいれば、簡単な問題ですよね。こんなのを前倒しして、「挑発」していきたいものですね。

こうすることで、「知的な学級集団」にしていくことが可能となるのではないでしょうか。

上の例は、あくまでも一例です。皆さんで、このようなパターンを作り出して、子どもたちを「挑発」していきたいものです。

そして、できたら「天才」といって、ほめてあげたいですね。