生徒指導の極意「土俵に乗るべし!」
いきなり本丸を攻めてはならない!
■例えば、授業中に教室内を立ち歩いたり、脱走したり、物に当たりちらしたりという子がいたとします。
こんな子どもに、次のように言っても、聞く耳を持ちません。
・授業中に歩いてはいけません。トイレなら行ってきていいよ。
・物を蹴ったり、教室を出たりしてはいけません。
まずもって、うまくいかないと思います。
つまり、いきなり、本丸=問題行動を攻めてはいけないということです。
なぜなら、
何より、本には悪いことをしているとわかっているから。
外堀を埋めていきましょう。
熊本城その子の土俵に乗りましょう!
■その子と1vs1で話せる時間帯を儲けます。
ねえねえ、昨日、どんなゲームをしたの?
夕食は、何だった?
こんなところから入っていきたいですね。
土俵背景を探る!
■なぜ、そういう行動をとるのかというのを、日常生活を聞き出しながら、類推していくといいのではないでしょうか。
例えば、睡眠時間は足りているのか(短いと、どうしてもイライラが募ったり、眠くなったりします)、食事はとているのか(菓子パンですませていないのか)、ゲームばかりになっていないのか(ゲーム脳になったり、運動不足で立ち回りが多くなる)等々です。
こんなところから少しでも改善できるところはないのかというのを確認していけるといいですね。
何事も一朝一夕にはいかない!
■今日、話し込んだから、明日はよくなるというのは、100%ありません。
教育は長いスパンで見ていく必要があります。
7歳で万引きしていたら、それを直すのに7年かかるなんていう人もいる位です。
「三つ子の魂百まで」のことわざ通りかと思われます。
■お別れする3月くらいに、改善できていたら「御の字」だと考えて、根気強く接していくことが大事ですね。