1)体育服忘れや体調不良での見学

■なお、体育服忘れや体調不良などで、見学をする場合があります。

これが他教科との違いです。参加せずして、見学するというパターン、他にはない体育科特有ですね。

しかし、これ、単なる見学では遊びになるし、息抜きの時間となり、「学習」となりえません。

例えば、見学の子どもは、運動場にお絵かきをしたりして遊んでいます。遊びの時間ではないはずです。

ですから、課題を与えないと、いけません。「見学カード」の作成です。これがあると、面倒くさいから「体育服、持ってこよう!」となりますし、病気見学でも、机上の学習となります。

例えば、次のようなカードです。A4やB5で大量に刷っておくといいかと思います。見学=楽=暇にさせないことです。

2)見学学習カード

月 日 曜日 (  時間目)         の学習
見学理由
学習内容 1)準備運動

2)先生の説明

3)どんな場だった?

4)その他

めあて(ねらい) めあて1(ねらい1)

めあて2(ねらい2)

授業の感想  

 

3)技の見学

■見学の意味はもう1つ、他人の技をどこから見学するかということです。

よく走り幅跳びの時、上手な子を跳ばせて横から見ての気づきを指摘する学習があります。

この時、2回の見学が必要です。横からと前からです。

見る角度が違えば、そこに隠されている「技のポイント」に気づきやすいものです。

走り幅跳びを前(着地側)から見ると、上手な子はもも(膝)が胸についているのです。

つまり、引き付けているから距離が出るのです。引き付ける分、距離が伸びます。

ちなみに、着地では、砂を手で書いているかです。着地で、手が砂から遠ければ遠いほど、膝が曲がっていない状態での着地なので、距離は伸びないのです。

やる気がないとも見てとれるような格好になるわけです。オリンピック選手が、尻もちついていますよね。あれで、距離が伸びるのです。