1.準備するもの

■習字紙と習字道具一式、新聞紙、ペットボトルなどです。

まず新聞紙ですが、次のように家庭で作成させますが、新聞をとっていない家庭もありますので、学校の方で準備しておくといいかと思います。

なお、タブロイド判ならば、中央でカットする必要もないです。

新聞紙練習した習字紙をとじる新聞紙

 

■次に、ペットボトルは、次のように、これまた家庭で準備してもらいます。学級便りなどで説明をしておくといいです。

まずは、500mLペットボトルを3分割して、中央は廃棄します。上のキャップ部分と底部分を逆さまにして組み合わせます。キャップは廃棄です。

筆を洗うペットボトル筆を洗うペットボトル

 

多くのクラスで、図工の筆を洗うようにして洗う子どもたちを見かけます。これをやってしまうと、「腰」が折れてしまい、いい字が書けなくなってしまいますので、上のようにして洗うと、腰がおれません。要するに、筆は黒い部分を全く持ってきれいにする必要はありません。にかわ(のり)を落としてやればいいだけです。もちろん、完璧でなくていいのです。

上のキャップ部分まで水を入れておいて、青い部分で筆を回しながら、水を切ります。それで書き損じた習字紙で拭いて、終了です。

本来は空間に干したがいいのですが、教室でそれをやると、トラブルが発生するので、そのまま直させます。

これらのペットボトルには油性ペンで名前を書かせて、棚やケースに入れて保管しておくといいです。

なお、教師に必要なのは、次のものです。

1)水書板(学校備品)  2)水書板用筆  3)朱液  4)朱液用筆

指導者の文字が下手でも、実際に黒板に水書板を立てて、書いて見せることが重要です。そして、下手な字だとして、「こうならないように!」と言えばいいだけの話です。

そして、よく掲示板に、子どもの作品をノー処理で、ただ貼ってだけあるクラスが多いと思いますが、これはいただけません。やはり、朱液を使って、訂正をしたり、花丸をつけたりしていく必要があります。

2.習字紙の折り方

■習字紙の折り方は、さまざまありますが、私は以下のようにやっていました。

紙の折り方紙の折り方

上に赤い線が4本ありますが、右から2本目が中央ラインとなり、左から1本目が名前の中央ラインとなります。

3.硬筆指導

■上は毛筆指導でしたが、低学年は硬筆が主戦場です。ぜひ、以下のようなプリントを作って、硬筆大会などをやってみるのも、1つの手かと思います。

というのも、なかなか他教科でいい成績が残せなくても、とても字がきれいな子というのがいるものです。ぜひ、そんな子を取り上げていきたいものですよね。私がそうであったように、そこから1つの「自信」となっていきます。

以下は、「モチモチの木」の冒頭部分ですが、なるべくなら、新出漢字が多い箇所を選定するといいでしょう。一石二鳥となります。

硬筆シート硬筆シート

■上が手本、下が用紙となります。高学年だったら、朝の会や宿題でもいいかと思います。低学年だったら、教科書の学習において、「終わりました!」の連発となる可能性が高いので、こんなパターンで準備しておくと、暇な子がいなくなくなりますね。

そして、原稿用紙の使い方にも、視点を当てていくことが可能となります。

1)書き出しや段落が変わったら、1マス空ける

2)句読点が最後に来たら、欄外もしくはマス内に書く

3)「」の書き方がわかる

こんなよさがあります。

■そして、掲示板にはる時は、金賞1人、銀賞2人、銅賞3人と選んで、シートの片隅に色紙で貼ってあげるといいかと思います。

子どもたちのやる気につながっていきます。

4.視写指導

■書写に似たものに、「視写」があります。

これは、書写ではありませんので、読める字で素早く書く練習となります。素早く書けるかは、とても重要です。

各教科の基礎基本となる技でもありますよね。めあてを書くのに時間を要するようでは、授業になりませんよね。

だから、上のような規定文字をゆっくり書いて、何分で行けるかを計って、子どもなら是くらいのスピードで書いてほしいという時間帯を設定して、競争させていくといいかと思います。

この速写力がつけば、社会見学旅行時にも、力を発揮しますよね。こんな子どもたちに育てていきたいものです。