1)演繹か帰納か?

■説明文指導を演繹法から入るか、帰納法から入るかという問題がまずはあります。

演繹法 帰納法
3部に分けてから要約に入っていく 要約をしてみて、再度、説明文の構造を考えてみる

今回の説明文は、若干複雑です。こんな時は、両方取りが必要かもしれません。

2)要約について

■要約というのも、4年生2学期なので、30字以内の要約ということについて指導すべきです。要約の仕方については、以下の通りです。ここでは、体言止めでいきます。

1)段落内から2,3のキーワードを見つける(ラインを引くとか)
2)キーワードの見つけ方(複数回登場する言葉、題名と同じ言葉、難しい言葉やカタカナなど)
3)2,3のキーワードで最も大切な名詞を最後にもってくる
4)段落内の動詞を使って、これらの言葉を30字以内で体言止めにする
5)句読点も数に数える
6)例は取り上げない(例のみの段落は、◯◯と■■と△△という具合にまとめる)

3)具体的な要約

■以下を見ず、まずは自ら挑戦してみて、対比してみてください。

①話題提示:和室と洋室、和食と洋食、和服と洋服がある
②問題文「日本のくらしの中で『和』と『洋』それぞれの良さがどのように生かされているか、考えてみましょう。」
③和室と洋室の中でのすごし方や使い方のちがい
④課題?「それぞれの部屋のなかですごすとき」
⑤たたみの上にすわる和室と、いすにこしかける洋室
⑥問題文(1)「和室、洋室でのすごし方には、それぞれどんな良さがあるのでしょうか。」
⑦いろいろなしせいをとれる和室
⑧間かくが自由にかえられるたたみの良さ
⑨いろいろな種類がある洋室のいす(目的に合わせたしせいがとれる洋室のいす)
⑩動作の移動がかん単ないすの良さ
⑪問題文(2)「それぞれにどんな良さがあるか考えてみましょう。」
⑫目的に合わせて使いやすく作られている洋室
⑬一つの部屋をいろいろな目的に使う和室
⑭解答文「わたしたちは、和室と洋室の両方の良さを取り入れてくらしている」
⑮発展提示:「『衣』や『食』についても、くらしの中で・・・・・・」

なお、問題文やまとめなどは、要約せず、そのまま書き出していきます。

4)構造について

■ここまで、4年生でやる必要はないですが、教師サイドとしては準備しておく必要があります。

和と洋の構造和と洋の構造

上は横書きですが、実際は縦書きとなりますね、国語科ですから。