1)国語辞典が死んでいる!

■今どき、国語辞典を使わないという感じの学校現場、これは間違っています。行き過ぎたデジタル教育です。言葉は、読んで、書いて、聞いて、考える等々、アナログでいかねばなりません。

慣用句の学習を教科書で済まそうなんて、国語辞典が泣いています。引いて初めて、「本物」の「力」となるのです。

2)どう使うか!

■次のような行程をとりましょう。

【指示】国語辞典で、「頭」をひきなさい。
【発問】どんな慣用句がありましたか、全て、ノートにリストアップしなさい。

・「頭をかく」「頭をひねる」「頭隠して尻隠さず」・・・・・

会社によっても違うでしょうから、お互いに見せ合うのいいかと思います。書き写すだけでも、かなりの時間を要します。しかし、これで、頭に入っていくのです。デジタルでは無理です。

【発問】たくさんありましたね。それでは、先生は次に何を課題にだそうとしているでしょうか、先生の頭の中を予想しなさい。

「口」「目」「鼻」「耳」「首」「手」「足」・・・・類推思考ですね。

【指示】では、あなたが調べてみたいものを1つ選び、先程と同じように、慣用句をリストアップしなさい。

同様に、ノート交換させると面白いでしょう。

3)国語科はアナログ回帰!

■デジタルを捨て、アナログ回帰といきましょう。

こうすることで、慣用句を探す「方法論」を授業できます。今の子供たちは、国語辞典さ
え引こうとしません。今の教員は、国語辞典さえ使いません。

ネットはプル型、辞典はプッシュ型です。

これをわきまえないと、真の学力形成にはつながらないと思います。言い換えると、テレビはプル型、新聞はプッシュ型です。つまり、プルは流れてくるのです。プッシュは探しに行くのです。今の子供たちに求められる力は、プッシュではないでしょうか。