1)違いに目をつける文章題

■次の問題が教科書(啓林館)にあります。

「入場券1枚と乗り物券7枚を買うと、1200円になりました。入場券1枚と乗り物券5枚では1000円になるそうです。乗り物券1枚の値段は何円ですか。」

まずは自己解決ですね。苦手な子に対しては、「絵くらいは書いてね」と助言します。

当然、早い子はさっと式を立て、解を示すことができます。そんな子には、次の2通りの方法があります。時間調整となります。

1.練習問題に入らせる。
2.図解させ、文章で解かせる。

2)問題を文章にする!

■まずは、こんな指導をしたいですね。

問題を文章で問題を文章で

この段階で気づく子もいるかもしれません。しかし、さらに苦手な子にとっては、目に見える形にはなっていないのですね。だから、図解が必要です。

3)問題文を図解する!

■例えば、こんな図を書けば、文章が目に見える形になってくるかと思われます。

問題を図解問題を図解

こうすると、違いが見えてきますよね。そこで、問います。

【発問】上と下で、違うのは、何なのですか。

「上が下より2枚多くて、200円高い」ということがわかります。そうすれば、割り算とかしなくても、目で見て、●は100円かな?というのが出てくるかと思います。

4)違いなので、引き算をする!

■違うから、上のような板書に、引き算を入れていきます、次の如く。

引き算1引き算1
引き算2引き算2

「2枚で200円だから、2で割るといいよね!」と言って、全体の式を板書すればいいです。1つにまとめるなら、こうなります。

(1200ー1000)➗️(7-5)=100(乗り物券)
1000ー100✕5=500(入場券)

5)ねらいは線分図

■最低、上の形で解ければいいわけですが、できれば線分図を書けるようになるといいですよね。

線分図ー線分図ー

■こんな感じで、練習問題に挑戦させるといいでしょう。

なお、まずは図解だろうが、文章だろうが、「解ける」というのが重要かと思いますので、文章題を読みながら、上のようなことを板書していくことが大事です。

「入場券1枚と」で声を止めて、板書。「乗り物券7枚を」で止めて、板書、・・・・

この方法論こそをしっかりとマスターさせていきたいものですね。