時間をどうやって作り出す?
1)帰りの会を止めよう!
■私の現役最後の学校では、6時間目終了が15:50でした。野球部を担当していたので、16:15か16:20には運動場へ出て、子どもたちを待っておりました。
当然、早く来た子たちとは、一緒に、ベースを出したりの準備をやります。練習には入りません。
しかし、いつも数人、同じメンバーが16:50頃にしかやってこないのですよね。
理由は、これです。
「帰りの会が長引いて、遅くなりました」
ほぼ毎回です。聞くと、「今日の悪い人」というようなコーナーがあって、それを何人もの子が手を挙げて発表し、担任が事実確認をし、謝罪があるまで延々と続くということらしいです。しかも、ほぼ同じ子が複数の子からチェックされるということらしいのです。
このような会は止めましょう。時間の無駄です。こうします。6時間目終了後、こう言います。
これで、6時間目を終わります。3分で帰る用意を始めます、どうぞ。
そして、「さようなら」で、全員を教室から追い出します。ここで、担任が職員室に行っては行けません。のこって、雑談会をするグループが必ずあります。この不在の時間帯にトラブルが発生しがちで、翌日、余計な仕事が増えてしまいます。
こうやれば、少なくとも、16時には職員室へ戻れます。もちろん、子どもから何らかの相談が合った場合は別です。
そして、16時に職員室でやる仕事を15分ほどやってから、部活動へ行って、指導を行っていました。
家庭訪問に行きます。もしくは連絡帳で保護者から次のように言われます。
「先生、いつもお世話になっています。もう本当、時間とおりの帰宅で、習い事とか、家のこととかで大変助かっています。去年までは、一体いつ帰ってくるのか、検討がつかず、その日暮らしでした。これからもよろしくお願いします。
たったこれだけのことで、「信頼感100%」となるのです。
■部活動がなかったら、勤務時間終了までの放課後45分間ほど「仕事」ができます。
例えば、週案が書けます。私は部活動があったので、土日の夜、家でやっていました。次のものは、新採1年目と2年目のものです。両サイドの赤字は、管理職からの一言、励ましでした。
週案1
週案22)早朝出勤をしよう!
■よく遅刻ギリギリで通勤する教員がいます。これはまずいです。
たまに、「遅刻」をされるからです。これは社会人としてアウトです。
まずもって子どもへの指導ができません。「時間を守りなさい」という。
確かに、自分の子どもさんのことで忙しいのかもしれません。しかし、「仕事と家庭は別問題です」! なぜなら、免許証をもった「Pro」だからです。
遅刻をしないまでも、走って教室へと向かわれます。見ていて、まったくもって「余裕」がありません。「のりしろ」がないと、よからぬ発言になったりして、また別件の仕事が増えてしまいがちです。
■「働き方改革」に反するかもしれませんが、
早朝出勤すれば、渋滞に巻き込ません。余裕があるから、交通事故にもつながりにくいです。そして、何より、子どもたちの登校を教室で迎えることができるのです。
ここが一番大きいです。
顔色、「おはようございます」という声の張り、これでいつもと違うかどうかが見極められます。おかしいと思ったら、話し込みができて、原因解決への道が開けます。
これが究極の働き方改革です。なぜなら、トラブって、放課後の連絡が減少するからです。
多くの先生が「悪循環」に陥っています。
部活をもっていないなら、勤務終了と同時に、帰宅できます。究極の働き方改革と言わざるを得ないのではないでしょうか。
3)生活記録・実践記録を取ろう!
■誰だって、具合が悪い時があります。
もし、過去の実践記録(発問・指示・資料つき)を取っていれば、それを取り出して、明日の授業で使えます。
もちろん、若いと実践記録の積み重ねがないので、そういうわけにはいきませんが、家庭を持った時、これが生かされるのです。忙しいからです。
■誰だって、保護者からのクレームがくる時があります。
個人の指導履歴をとっていれば、◯月◯日に■■のことがありまして、その時、△△の指導をしております。
このように、記録が残っていれば、堂々と返信が可能になります。しどろもどろになると、そこで、「この先生、大丈夫か?」という不信感を与えてしまいます。記録を見れば、堂々と、発言することが可能となります。この違いは大きいと思います。
子どもの一挙手一投足で、気がかりなことがあったら、即記録ですね。
これは、次のことと同じです。
若い時に、働き方改革など一切言わずに、「教育実践貯金」をしておくことです。家庭を持った時、晩年、大きな病気や事故を起こした時、それらが貯金の引き出しと同じ光景を生み出してくれるでしょう!
貯蓄がなかったら、大変でしょう! 実践記録や生活記録は、我が身を守ってくれるのです。
人生は時間との勝負です。以下に、時間を見出し、自分へ投資をしていけるかだと、今、振り返ってみて切に思います。
「今」の時代は、小学校では「激しい」部活がなくなり、文面はAIが書いてくれ、実に「幸せな」日々かと思います。うまく使っていきましょう。何しろ、私は、部活に時間をとられてきました。いい時代を迎えています!