模式化してみる!
1)国語科で
■東京書籍の小学2年国語科「おとうとねすみチロ」という物語文があります。
ぜひ、この物語を読んで、どこかの1シーンを図解してみるといいです。本当に文面が理解できているのかの証左になりますね。例えば、次の如く。
チロ物語では、チロが「おばあちゃあん」と「ひとこえ」呼ぶと、こだまが4回、返ってくるシーンがあります。つまり、山が4つあるということになります。最後の山の向こう側に、祖母の家があるということになります。「おばあちゃんのうちは、あの山のずっとむこうがわにあります」というのを図解するわけですね。
【発問】チロの家からおばあちゃんの家までを絵に描けますか。ノート1ページに大きく絵を書いてみなさい。
チロの家とおばあちゃんの家の図を黒板に用意して、その間の絵を描かせてみるわけです。
2)理科で
■理科で図解というのは、よくあるパターンですよね。実験図から説明までです。これをノートに実際に書き写すことで、知識として定着していきます。既製の理科ノートに穴埋めするパターンでは、頭に入っていきません。ぜひ、教科書を見ないで、次のように指示してみましょう。
【指示】楕円形の土台を書いて(黒板にして見せる)、その上に太陽の季節ごとのコースを書きなさい。文字は「東・西・南・北」と「春分・夏至・秋分・冬至」という8語を入れなさい。
太陽の道3)社会科で
■社会科では、社会の仕組みを図解することが大事で、教科書にもよく登場しています。特に、3.4年社会科の地域副読本の図解に挑戦してみるといいです。これだと、「教科書」には乗っていません。ローカルだからです。
例えば、こんな模式図です。
熊本の交通インフラグレーは道路と鉄道、青は航路、緑は空路を表しています。
空路としてはこれを書いた当時、阿蘇くまもと空港からは東京・大阪・名古屋へ、西へは本渡の天草空港から、台湾・台北の桃園空港へと飛んでいました。
航路としては、長洲・熊本から島原へ、水俣から本渡へ(今は廃止)とフェリーが通っています。もっと小さい航路はいくつかあります。
国道としては、3号線(3番目にできた国道)や57号線が走っています。
小学生にこの模式図は無理なので、次のように問います。中央の「熊本市」だけを書いた上の図解のみを提示したワークシートを配布して、文字部分には( )としておきます。
【指示】このワークシートの( )にあてはまる言葉を、副読本の図を見ながら、言葉を入れていきなさい。グレーは・・・・、青は・・・・、緑は・・・・です。
こんな感じで、図解にてまとめていくと、わかりやすくなるかと思われます。
このように、模式化すると、かなり理解が進むかと思われます。