1)教室が汚いと全てうまくいかない!

■これは私の経験則です。汚い教室は、なぜか子どもたちが落ち着かず、授業中の立ち歩き、教室外への脱走、給食や掃除の時間のいい加減さ、全てがうまくいかないようです。

多くの学級で、こんな教室を見てきました。老若男女の関係なく、汚い教室は授業が荒れます。逆に、授業が成立しないクラスは、教室が汚いです。

だから、最低限、教室をきれいにしていく必要がある!!

特に、1年生などの低学年でままならない教室が増えている傾向にあります。そこで、どうするかという対策を打たねばなりません。

2)掃除指導を徹底しよう!

■だからこそ、学活もしくは生活科で、掃除の仕方を徹底してやっていく必要があります。掃除の時間だけでは足りません。

「身の回りの整理整頓をしよう」というテーマで、学活でもいいかもしれないのですが、身近な生活ということで、生活科という選択もありますね。例えば、こんな実態があるとしましょう。

【実態事例】
1)電子黒板にチョークの粉がついている!
2)教卓の下が綿ゴミだらけ!
3)給食台の下が残飯だらけ!
4)掃除をさせると、バケツの周囲は海!
5)ただ何となく雑巾を振り回し、絞り方もできていない!
6)バケツの周りに子どもが集まり、ずっとバケツの中で雑巾を回して遊んでいる!

■というわけで、次のような指導をしました。

【実践】
ほめてほめてほめまくり、のせてのせてのせまくり、その気にさせて、そしてきれいになったという実態を見せて(証拠はバケツの水の色)掃除に集中させる。

次のような手順です。

1.手は膝で、教師の話を聞かせる。
2.趣旨説明の原則:そうじをしないとどうなる? 1人でできる?
3.実態を知らせる:一番汚いところはどこ? 二番目に汚いところはどこ?
4.対策:どうすればいい? 狭いところは先生はやれない! 君たちしかいない
5.皆で協力して、きれいにしよう!!
6.まずはいすを机に乗せ、2人組で机と椅子を後ろに引きましょう。
7.バケツは水を半分くらい入れます。皆はちょっとしかいれないので、ゴシゴシとあらえません。
8.雑巾の洗い方を説明します。見ておいてください。雑巾をひろげてゴシゴシとします。裏返ししてゴシゴシとやります。そして、饅頭つかみみたいにせず、バケツの中で、つまり人に見えないように絞ります。そうすれば、水はバケツからはみ出しません。廊下が海にはなりません。
9.全員近くに来て! 男子、起立、今から雑巾をもって床をふきます。
10.女子を寄せ集めて耳打ちします。皆は男子よりうまいはずです。男子の吹き残したところをきれいに後からふいていきなさい。「ハイ」と、目を輝かせてやってくれます。
11.男子を寄せ集めていいます。男子は力持ちだよね。机を音を立てずに元通りにしてくれるかな? こちらもどちらかと言えば、やる気を持って・・・・

3)中・高学年ならディベートで指導

■ディベートと討論の違い、ディベートのやり方については、別のページをご覧ください。

次の論題で、ディベートを持っていました。教師が口酸っぱく言うより、自ら考えさせたほうが効果が高いかもしれません。

【論題】掃除は必要である。

賛成、反対に分かれて討論させていくわけです。そうすれば、掃除の重要性や必要性について、子どもたち同士で検討していくことができるでしょう。

■これはまったくもって別件ですが、新しい学校に赴任した時、その学校が落ち着いているかどうかは、次の場所を見れば一目瞭然です。

【学校の評価規準】トイレがきれいかどうか!

トイレのスリッパトイレのスリッパが並んでいるか、重要な視点です!