バカになりきる?
1)先輩教師を真似る
■学級経営でうまくいっていないと思うのだったら、先輩教師の真似をする、話を聞いて「追試」することです。
これは、教育界のみならず、全ての分野で当てはまることではないでしょうか。
「守破離」という考え方があります。
「守」→師匠・先輩・上司の型や教えを忠実に守り、基礎を身につける。
「破」→その基礎をマスターした上で、自分なりの工夫や他の教え・考えを取り入れて基本型を破る。
「離」→型から完全に離れ、独自の新しい境地や自分の道を切り拓く。
私も若い頃、向山洋一先生や有田和正先生を真似てきました。
ちなみ、この「真似」というのは、教育技術のみならず、「教材開発」「教材研究」も同様です。どれだけ、「追試」をしてきたことか、書いた論文・実践記録は膨大な数になります。
2)笑わせる
■「苦虫を噛み潰した」ような顔で授業してはなりません。子どもたちがついてきません。
何はともあれ、笑わせます。
教師のパフォーマンスが重要で、「バカ」になりきることが超重要です。
子どもは同じ匂いだ!と「勘違い」して、随順してくるものです。ここです、吸引力を如何に身につけるか、ここが重要です。
合言葉、「人間磁石になる!」
いかに子どもを吸い付けるかです、笑わせることです、大げさに振る舞うことです。ドラマの役者だと思って、割り切っていきましょう。真面目な先生ほど、失敗します。
■まずは、目標として、1時間に最低1回は笑わせる、ギャグだろうが、先生の失敗談でもいいので、「ドラマ化」しましょう。
「自分の殻を破る」、これが「第一関門」ですね。
私はなぜか、新採当時から授業は下手だけど、子供目線で下りていくからか、何人も団子みたいについてきていました!(金魚の糞状態ですね)
3)見てみぬ振りをしない!
■例えば、黒板に落書きしている子などの見て見ぬ振りなどはいただけません。厳しくやっていく必要があります。
子どもたちは、それを先生の「評価規準」と考えます。
ここまではいいけど、これ以上はアウトというのをね。そして、評価「基準」を変えないことです。依怙贔屓と、女児は感づきますからね。これでもクラスが崩壊していきます。是々非々ですね。
■例えば、音読が揃っていないとしましょう。これって、皆の心が一つになっていない裏返しかもしれません。
こんなのも見逃してはいけません。複数回、繰り返し、やり直させることが重要です。
そして何より、教師が気分悪くても、鏡で笑顔を作れば、気分が上がるものです。
幸せだから笑顔になるのか、笑顔だから幸せになるのか、
これと一緒ですね。
4)メリハリをつける!
■教室によっては、こんなクラスがあります。つまり、それぞれが発言をして、同時多発的な独り言が多い場合です。
騒がしいなら、動画を止める、先生の話を止める、指名して「もう一度繰り返して」と言う、とか、手品の法則(手を変え品を変え)で、繰り返し繰り返し、指導していきましょう。何事も「訓練」「練習」の積み重ねです。
5)担任が拭き掃除をすれば子どもたちが変わる!
■掃除指導で気になっているのは、9割以上の教師が箒を持って指導していることです。これでは、子どもたちの統率はできません。
子どもたちも、雑巾より箒が「楽」と考えています。だから、教師が雑巾をもって、鎌倉武士ではないですが、
拭き掃除の「先駆け」をすることです。
これを1週間続ければ、子どもたちも変わり始めます。
「一事が万事」という諺があります。こんな子がざらにいるクラスがあります。
バケツで5分位、雑巾を洗っています。真面目な子がバカを見る指導をしてはいけないと思います。
もしそんな子がいたら、「今日は、残って一緒に掃除をしてから帰ろう」というような指導も必要ではないでしょうか、担任の「覚悟」「本気度」を見せるべきです(もちろん、この際は家庭連絡必須ですが)。
そんな子は大体わがままです。他のところでも、トラブルを発生しがちです。「一事が万事」なのです。
しなくてはいけないことはしなくてはいけない!ということを伝えていく必要があると思います。もちろん、やりすぎは別の問題を生みますので、そこの加減が重要ですがね。
大谷選手がなぜ試合前に球場のゴミ拾いをしているのか
こんな情報を、新聞・読書で培っていくわけです。懐が深いと、いろいろな話をしてあげられます。
6)何気ない意見に価値付けを!
■特別支援を要する子や、日頃、発表しない子が発表した時は、大げさに褒めることです。
そして、褒めるだけでなく、その意見に価値付けをしてやりましょう。
なぜ、彼は褒められた、すかさず、「声が大きくて、丁寧語を使っているよね!」と。
「ものは言いよう」です。それが教師の仕事です。その子に対する、子どもたちの見る目も変わっていくのではないでしょうか。
7)チャイムと共に始め、共に終わる!
■7割の教師がこれができないのですね。遅れて始めるし、延長して教える、悪いパターンです。子どもたちは、聞く耳を持ってくれません。
チャイムと共に始めましょう。先生が、チャイムがなったら「始めます」といって、ドン
ドンやれば、この先生はこんな感じなんだと、理解してくれます。
例えば給食当番、
先生が(整列を)(遅い子を)「待つ」から、時間はかかるし、最初から並んでいた子たちが乱れはじめて、収拾がつかなくなります。
「時」が人生を左右するのです。
8)できる子をほめていきましょう!
■何よりできていない子(A)に注意をするのもいいですが、「手は膝」にできている、「おしゃべりをしていない」子(B)たちをしっかりと認めてあげて、大いに褒めて
いきましょう。
Aには、休み時間に個別指導です。授業中にやってはいけません。
どうしても授業時間に注意が必要な場合(いじめとか、安全に関わる場合)、まずは全体指導(音読させておく、プリントを解いておくなど)をしてから、個別指導に入るというのがセオリーですね。
9)子どもたちと外で一緒に遊ぶ!
■これがもっとも大事です、小学校では! よく女性の先生で、日焼けを気にして、遊ばない先生がいます。あるいは、「働き方改革」と称して、「休憩」される先生がいます。
学級経営、生徒指導のことを考えると、昼休みに一緒に遊んでやった方が、放課後に時間がとれるとおもいます。つまり、放課後の保護者対応がなくなります。
遊んだ方が、真の働き方改革になると思っています!!
10)教室にサプライズを!!
■最後に、教師に必要なのは、これです。
サービス精神です!
今日は、これで子どもたちを喜ばせてあげよう、この時間は、この問題でびっくりさせよう、こんなサービス精神で日々、生活していくと、教師人生が楽しめるかと思います。
何より、教師が楽しんでいくことが重要です。
下は、教室にくまモン登場で、子どもたちはパニックに!!
くまモン