1)体を動かす、これが基本!

■今どきの1年生は、じっとして座っておれません。すぐ、授業に飽きて、隣にちょっかいを出すか、立ち歩くか、トイレに行くかです。

だとしたら、これを逆手に取って、体を動かすような授業にしていけばいいです。

例えば、初期の算数科、教科書から離れて、歌を、体を使って表現させていきましょう。こんな歌があります。

「数字の歌」
・数字の1は、なーに? 工場の煙突!
・ 同 2   同   御池のガチョウ!
・ 同 3   同   赤ちゃんのお耳!
・ 同 4   同   案山子の弓矢!
・ 同 5   同   お家の鍵よ!
・ 同 6   同   狸のお腹!
・ 同 7   同   壊れたラッパ!
・ 同 8   同   棚のだるま!
・ 同 9   同   オタマジャクシ!
・ 同 10   同   煙突とお月さま!

1と2の間などに、「もくもく」「ガーガー」というようなオノマトペが入りますので、ここを歌わせるといいですよね。そして、指書きさせると、もっといいですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=Y4bi7u6YxY8

2)立ったり座ったり

■国語科で言うなら、音読を座ってやったり、立ってやったりです。この繰り返しが有効です。子どもたち、乗ってきます。ただし、評価をしてくださいね。機械的な運動?では、飽きてきて、やらない子たちも出てきます。

立ったり、座ったりという行動でも、1つ1つ褒めると、効果的です。「早い!」とかです。

アナウンサーの発声練習など(五十音)を使うと、いいですよ。授業冒頭でやるといいです。「元気がないな、もう一度!」「揃ってないなー、今一度!」とか、繰り返しやっていくことで、発音練習になります。

ただし、担任も一緒に声を出していくことが大事です。スピードにも変化を持たせていくと、子どもたちは、繰り返しにも飽きません。例えば、「今のは鈍行列車のスピード、今度は特急電車、次は?」というと、「新幹線」「飛行機」と、子どもたちの方からリクエストされるようになって、楽しく授業していくことができていきます。

発声練習発声練習

3)授業は楽しく!!

■私の師匠、有田和正先生は、1時間に1回は最低笑わせることと喝破されておられました。

真面目な先生ほど、これができないのですね。しかめっ面で授業しがちです。冗談を「計画的」に盛り込んでいきましょう。

例えば、形容詞の授業があります。こんな授業はどうでしょうか。

■バスガイドさんがよくやる、必勝パターンです。

【指示】この列、起立、今、「赤い」とか「丸い」とか、最後に「い」のつく言葉(形容詞)がありましたね。では、これ以外で、思いつくものを言ってください。

すると、気の利いた子はこう言うでしょう。
「白い」?と。ここで、大いに褒めてあげましょう、方法論を!

【説明】あなたは、頭がいいね。「赤い」とあったから、「色」で言ったんだよね。凄い!!

これを多くの先生がしないのです。

子どもたちには、方法論を与えないといけないのです。

これが子ども中心です。先生が方法論を与える(与えてもいいですが)のではなく、子どもの発見から大いにほめて、方法論を編み出していくわけです。

すると、次の子は言うでしょう。「四角い」「辛い」・・・・・・そして、また褒めるのです、「対義語だよね、すごいなー、算数を使っているね、・・・・」
多くの先生が子ども中心というのを履き違えているわけです。

■そして、教師は列指名で出てきた形容詞を板書します。その後、次の文章を掲示します。前もって、広用紙か、電子黒板で用意しておくわけです。

【掲示】(    )◯◯小学校の(    )1年生は、(    )先生といっしょに、(    )動物園に行きました。

◯◯には、実際の学校名が入ります。
子どもたちから出てきた順に当てはめていくと、大爆笑になるでしょう。

【事例】白い ◯◯小学校の 辛い 1年生は、悲しい 先生といっしょに、四角い 動物園に行きました。

そして複数回繰り返したあと、ステップアップします。

【指示】この列、起立、私は「きれいな」先生ですよね(たぶん笑うでしょう)。このように、最後に「な」がつく言葉(形容動詞)を挙げてください。

例えば、「妙な」「やさしそうな」「うれしそうな」・・・・
そして、先程とは違う文章を掲示します。

【事例】妙な門から入ったら、やさしそうなライオンが、うれしそうな柵の中で眠っていました。

「大爆笑」となるでしょう。

そしたら、子どもたちは、もっと考える、もっとやりたい、面白い、となるかと思います。そうしたら、次の骨組みの文章を作らせるのです。そして、穴埋めさせていくわけです。教室は笑いの渦と化すでしょう。集中しない子は0になるかと思います。

■こうやって、面白く、楽しく、授業をやってきたことでした。

自分が楽しめないと、子どもも楽しめません。先生自体が毎日の授業を楽しんでやることです。これが「教育の根幹」なのだと思います。

■漢字の学習でも笑わせていきましょう。例えば、「林」を既習したとします。
「ハヤシ、読めるね! では、1本減らすと?」 キと答えるでしょう。「凄い」というと、「馬鹿にするな!」と応答するでしょう。

すかさず、こんな問題を順にやっていきます。 「木」
木 →→ 林 →→ 森 →→     →→
キ   ハヤシ   モリ    ???   !!!

となるはずです。気の利いた子がいると、4つ目で「ジャングル」「アマゾン」とか答えてくれます。いなかったら、先生が言います。「本当?」「そうか!」いろいろな反応を返してくれますよ。そして、最後はこれ、木の5つ目です。

すると、子どもたちから、「えーっと」という子が聞こえてきます。5・6年生にやると、1人位は読めますが、ほぼ読めません。正解は、「シンリン」です。3年以上は、愕然と来て、笑いが溢れます。ま、1年生には無理かもしれませんが、

授業にこんな「遊び」を入れていきましょう。
こんなのが毎日の如く、続いていけば、先生についてきます。

4)約束事

■「楽しければ、それでいいのか?」だめです。規律も必要です。

学級経営に関しては、いろいろな約束事があるかと思いますが、例えば、こんな細かいところにも目配せしていきましょう。

・「ハイ」「はい」「ハイ」・・・で、教室がうるさくなっていくので、無言挙手
・指名されてはじめて、「ハイ、私は・・・・・」と意見を言わせる。
・そして、それを聞いた子どもたちの反応を求めたいですね。
→反応のアイウエオ 「アー」「イイネ」「ウンウン」「ヘエー」「オー」
・「発言のアイウエオ」→明るく 生き生きと うれしそうに 笑顔で 面白い内容を

■いずれにせよ、次が大切です。

学級経営や生徒指導は、授業の中でやっていく

参考にして頂ければ、有り難いです。