1)中心発問から

■通常の物語の設定は、今回省略します。いきなり中心発問へと入っていきます。

【発問】豆太は、何が「こわかった」のですか。全てあげなさい。

・峠の下りの坂道   ・真夜中   ・半道(2km)もある
・おしっこもらしちまう   ・霜(寒い)   ・じさまの死   ・足から血

【発問】一番こわいのは、何ですか。

 じさまの死でしょうか。だから、豆太は走った!

【発問】豆太は、不思議なもんを2つ見ています。それは、何と何ですか。

・月夜なのに、この冬初めての雪   ・灯のついたモチモチの木

【発問】じさまの「はらいた」は、本当だったのですか。ハイかイイエを選択し、その理由をノートに書きなさい。

討論していきたいものですね。

ハイ(本当だった) イイエ(嘘だった)
・歯を食いしばっている

・熊みたいに唸っている

・畳に転げている

・豆太は宵の口から眠っていたので、起こすため
・勇気を出して、灯のついたモチモチの木をみせるため
・次のあさいじさまは、はらいたが治っていたから
・医者様の支度が早い(口裏合わせ)

とある子は、「なぜ11月20日の晩に、よりによって痛くなるのか」という感情論を出してくる子もいたりしました。

2)表現に関する発問

■表現が実に面白いですよね。そんなのにも、注目させたいものです。

【発問】この物語には、面白い表現がたくさん入っています。あなたは、どんな表現が面白いと思いますか、全てにラインを引きなさい。

例えば、こんなものが出てくるといいですね。

・「くまみたいに体を丸めてうなっていた」
・「豆太は子犬みたいに体を丸めて、表戸を体でふっとばして走り出した。」
・「しもが足にかみついた」
・「えっちら、おっちら、じさまの小屋へ上ってきた」
・「医者様のこしを、足でドンドンけとばした」
・「明かりがついたように見えるんだべ」
・「かまどにまきをくべたり、湯をわかしたりなんだり」

3)単なる感想

■次の文章が印象に残りました。

「じさまだって六十四の今、まだ青じしをおっかけて、きもをひやすような岩から岩へのとびうつりだって、みごとにやってのける」

私は1960年生まれで、とうとう、じさまを追い越してしまいました。それでも、じさまみたいに活動ができますよ。6年生にも短距離では、負けませんよ! マット運動や跳び箱運動も、実地でやってみせます。

じさまの腹痛は、胆石ではなかったのでしょうか? 私は、痛む前に内視鏡で胆石除去をしてもらい、最終的には腹腔鏡手術で、胆嚢除去に踏み切りました。それで、授業に堪能でなくなりました。

失礼しました。単なる感想でした。

なお、国語のページの実は、モチモチの木(トチノキ)の実(トチノミ)です。こんな実物も見せながら授業していきたいですね。

採集地は、波野の荻神社、もしくは中央区の世安、ホームセンター前の並木がトチノキです。秋口に歩道にたくさん転がっています!!