小学5年社会科「日本の領土」を証明書と地図から
1)日本の領土
■小学5年社会科の最初は、領海や領土、国土の範囲から始まります。そんな時、次のような実物が見せられると、子どもたちの関心を引けるかと思います。
■次の資料を取り寄せて、授業をしていたことでした。つまり、有人で最西端(与那国島)と最南端(波照間島)の島の証明書(教員ですと言って)を取り寄せて、授業に使っていました。画像からその島の特色がわかりますよね!
有人島への上陸証明書左が与那国島で、H4年3月30日と打ってありますが、「下さい」と私からの手紙が届いた日付です。右が波照間島(竹富町)のもので、日付は打ってありません。どちらも実際には行っておらず、「授業で使いたいので」と言って、入手したものです。
これを提示して問います。
【発問】2枚とも生物のイラストが載せてあります。それぞれ何ですか。
右は地図帳に書いてあるかと思います。「イリオモテヤマネコ」です。左は、ローマ字で証明書に書いてありますが、「ヨナグニサン」という蛾です。ネットで調べることも可能ですね。
折角なので、下の左側が本州最西端の下関市の岬(金子みすゞ取材のついでに)の証明書、右上が日本本土最西北端の島到達証明書(長崎の生月島=隠れキリシタン取材のついでに)、右下が日本最北端到着証明書(宗谷岬=アイヌ民族取材のついでに)も紹介しておきます。これらは実際に行ったものです。「ついで」がポイントです。
本土両端への到達証明書2)世界地図
■日本で学習している世界地図が、世界地図ではないということを学習させる必要があります。「井の中の蛙」で終わらせてはいけません。
次のような地図があります。これは、オーストラリアの学校で使われているものです。
逆さ世界地図下は、欧州やアフリカで使われている地図です。これを見ると、日本のことを「far east」というのがわかると思います。「極東」ですね。
ヨーロッパ・アフリカ採用の世界地図■この2つとも、次のような問いで学習可能です。
【発問】この2枚は世界地図ですが、日本で見る地図とは違いますよね。この2枚、それぞれどこの国で使われている地図でしょうか。
3)日本逆さ地図
富山県のアジア地図■富山県の小学生は、逆さ日本地図を「遊び」で使っているようです。つまり、日本の「へそ」(弓なりの日本列島でかつ富山から首都を見た地図)なわけです。
これを見ると、玄界灘が「ホルムズ海峡」ではないですが、「玄海海峡」と見えてきませんか。
「所変われば、地図変わる」
「所変われば品変わる」を教えることが「教育」ですよね!!