1)ポスターセッションとは

■別名、ブース方式、これはよく展示会などで、広い会場をいくつかの部屋に区切って、企業の説明会やらビデオ視聴やら、パンフレット頒布会などがあっていますが、これがポスターセッションというものです。

総合学習などで、一人一人を皆の前で発表させると、もう聞く側は疲れが半端なく、聞く耳を持ち合わせてくれませんよね。上のブースとも同じです。少人数にしっかりと説明をしたいものですよね、発表者側は!

2)教室でのそのやり方

■狭い教室をどう仕切るか、という問題が横たわっていますよね。できれば、空き教室などをもう1部屋、使えると最高です。あるいは、広い音楽室とか、そんな部屋があれば、貸し切りたいものです。

教室でやる場合、どうするかということで、話を進めていきます。まずは、次の図のように、仕切りはもうけず、3つのブースに分けます。

ブース方式ブース方式

■青い長方形部分に発表者がいると思ってください。

そして、Wi-Fiのマークみたいなところに、児童用椅子を配置します(机は全て廊下に出します)。聞く側がここに座ります。

1隅だけ(左上)発表者がいませんが、ここは出入り口として、右上のドアは締め切ります。

例えば、36人学級として、36人を6グループに分けます。そうすれば、1グループ6人となります。ABCグループを発表組とします。DEFグループは聞く側とします。

聞く側は、2-2-2人となって、発表のA・B・Cをそれぞれ聞きに行きます。

「それでは今から発表会を開きます。1回目です、どうぞ!」

とでもいって、時間を計測します。例えば、1回あたり6分くらいとしましょうか。6人いるので、1人あたり1分のトークとなります。2分とするなら、12分間となります。早く終わったら、最後に「質問タイム」「感想タイム」等々をとります。

2回目の発表会を開きます。その時、Aを聞いた2人は、BかCへと聞きに行きます。もちろん、他グループを聞いた子たちも、違うグループを聞きにいきます。そして、3回目をやります。3回目くらいになると、発表者側も改善ができて、慣れてくることでしょう。

4-6回目は、発表者側と聞く側が逆転します。これを繰り返していくわけです。

もし、発表者側を2-2-2に分けておくと、1回目に発表しない4人は別の箇所を手分けして聞きに行くといいかと思います。

こんな感じで、ローテーションを組みながら、セッションしていくと、短時間に有意義な発表会になるかと思われます。

3)授業参観で使う!

■このパターンを一度やっておくと、例えば、授業参観でスムーズに発表会ができるかと思います。

保護者はまずは我が子や隣人の子、知り合いの子を聞きにいくことでしょう。こんな感じが複数回あるので、満遍なく聞きに行けるのではないでしょうか。

今では、電子黒板もあり、タブレットを持っているので、発表の道具は揃っているかと思われます。昔みたいに、広用紙にまとめたり、紙芝居にしたりという手筈がなくてすむので、資料つくりはデジタルに集中できるかと思われます。