小学2年国語「かさこじぞう」の授業つくり
1)物語の設定後から
■以下の発問で授業をしていったら、どうでしょうか。
【発問】大晦日の昼、2人は何をしましたか。
・すげでかさを編んで売りに出かけたが売れなかった。
【発問】大晦日の夜、2人は何を食べましたか。
・野菜の葉の漬物とお湯(お茶も飲めない貧乏な暮らし)
【発問】なぜ、お地蔵様はばあさままで歌詞に入れたのですか。
・じさまのことを労っているから
ぜひ、子どもたちに歌わせたいものですね。
【発問】お地蔵様は、じいさまの何に感じ入って、大量の贈り物をしたのですか。
・おつむの雪をかきおとした
・つめたいかたやら、せなやらをなでた
・かさをかぶせた
・風でとばぬようあごのところでむすんだ
・自分のつぎはぎの手ぬぐいっをかぶせた
・葉や湯を飲んで生活をしているのに、地蔵を寒さから守った
【発問】この多くの行動の中で、お地蔵様が一番感じ入ったのはどれでしょうか。また、それはなぜですか。
・手ぬぐい(なぜなら、自分が寒くなるのを我慢しているから。自分の身を犠牲にしているから)
・かさ(売り物のかさをかぶせたから)
【発問】作者の岩崎京子さんは2025年の7月に102歳で亡くなられました。どんなことを伝えたいですか。
・素晴らしい話をありがとう。
・自分を犠牲にして、他人を大事にすることを学びました。
2)国語科でもモノを!
■社会科ではないですが、国語科でも、なるべく実物や写真を多用して、その背景を感じさせたいものですね。
ここでは、菅笠が出てきますので、ネット検索をすれば、たくさんの画像が出てくるでしょう。お地蔵様もしかりです。
ただ、お地蔵様は近くにありますよね。身近なものにするためにも、学校周辺のお地蔵様を写真にとって紹介したいものです。
道徳科ではないですが、手を合わせる子もでてくるやもしれません。
私は、ドライブの途中で、こんな写真をとっていたことでした。
益城町の津森神社沿いの道路 |
宇土市肥後銀行宇土支点対岸 |
松尾町田中饅頭そば |
山鹿八千代座の手ぬぐい |
上2つは、熊本地震後の工事が多かったので、ヘルメットが被せてあったのでしょう。右側のは、ちょうど雪の降った翌日で、白いのは雪です。寒くないようにと、毛糸の帽子を被せてありますね。これを施した人には、きっとお地蔵様がそれとは気づかれないような幸福の印を持っていかれたのではないでしょうかね。
3)読み聞かせもあり!!
■これは昔話にも出てくるような内容で、絵本とかが図書館に置いてあるでしょうから、最初か、最後に、教師による読み聞かせもあるといいのではないでしょうか。
あるいは、図書の時間に図書館司書にお願いして、読み聞かせをしてもらうというのもありですよね。図書室との連携も視野に入れていきたいものです。



