1)正多角形に三角形がいくつ入っている?

■ここは、プログラミング学習に入る前段階ですので、教科書以上のことをやっておく必要があります。なぜなら、次のようなプログラミングが待っているからです。

プログラミングプログラミング

なお、ここではプログラミングには言及しません。

黒板に、五角形の図を提示して、次のような問題を出します。

【発問】次の五角形で、対角線を引いたら、いくつの三角形に分かれますか。ただし、1つの頂点からにします。

実際に、用紙を配って、試行錯誤させたがいいです。架空ではいけません。具体的な操作が算数には必要ですから。

五角形五角形
こうならないようにこうならないように

五角形には、3つの三角形が入っていることを押さえます。

2)内角の和は?

■次に内角の和の学習に入ります。次のように問います。

【発問】三角形の内角の和は180°でしたよね。それでは、この五角形の内側の角、つまり内角の和は何度になりますか。今のプリントを使ってください。

実際に分度器を使って測らせるべきですね。そうすれば、540°近くになることがわかります。

【発問】三角形の内角の和、180°を使って、五角形の内角の和を、分度器無しでかんがえられないでしょうか。

そうすれば、三角形が3つに分けられたので、180✕3=540というのが出てくるでしょう。

■次に、以下の表を書いたプリントを配るか、板書してノートに移させて、表を完成させます。

図形 三角形 四角形 五角形 六角形 七角形 八角形
A
内角の和 180° 540°

【発問】Aには、どんな言葉を入れればいいですか。

「三角形の数」と入れられればいいですね。公式も導き出されますね。

【指示】多角形の内角の和を求める公式を作りなさい。N角形として、Nを使ってください。

180✕(N-2) これは、難しいかもしれませんね。そして、1つ1つやってみせると、「アー」という声が聞こえるかと思います。

3)正多角形の内角を求める!

■ここまでやらないと、「正多角形を描く」というプログラミングへと進めません。何度、曲がるのかがわからないからです。

【発問】正三角形の内角は60°でした。では、正方形は何度ですか(即、90°と答えられるでしょう)。五角形は何度になりますか。式で求めなさい。

内角の和が540°というのは、前の学習で履修済です。あとは、5つの角があるので、540➗️5=108 というのがわかるでしょう。

そして、もう1つ、「外角」を求めさせます。ここまでやっておくと、プログラミングがスムーズに進みます。

180ー108=72  図解して、確認していくことが大事ですね。

外角=180ー内角 この公式というか、意味も押さえておくことが大事ですね。

内角と外角内角と外角

4)この表の完成まで!

七角形は割り切れませんので、表に出しておいてもいいですが、「なぜ外したでしょうか」と問うていけばいいかと思います。次の表を完成させて終了です。

図形 正三角形 正方形 正五角形 正六角形 正八角形
中心角 60 90 72 60 45
内角の和 180 360 540 720 1080
内角 60 90 108 120 135
外角 120 90 72 60 45

ここまで完成しておくと、次時のスクラッチでうまくいくかと思われます。