1)5円玉に見る、昭和の産業界

■よく言われていることですが、昭和の産業を知るのに、5円玉ほど、わかりやすいものはありません。

5円玉5円玉

社会科では、次の必勝発問が存在します。5円玉は、電子黒板に大写しにすればいいでしょう。もちろん、大量にあるならば、1人1個でも、2人1個でもいいですね。

【発問】この5円玉を見て、どんなことがわかりますか。

子どもたち、答えるでしょう。

・「五円」と書いてある  ・米の図案がある  ・横線がたくさん引いてある
・中央に穴があいていて、ギザギザがある

そこで、さらに問います。

【発問】この横線や、ギザギザは何を意味していると思いますか。

これは、意外と難しいかもしれません。そんな時は、ヒントを出します。

【発問】これは、昭和時代の日本の大きな産業を意味しています。この2つ、どんな産業を意味しているのでしょうか。

正解から言うと、こうです。

米は農業、横線は海、つまり水産業、ギザギザはギア、つまり工業です。

2)現代の産業は?

■今や、米余りや米足らずを交互に行き来している昨今です。特に、農業就業人口は3%未満です。どの産業も斜陽化が進み、人手不足、耕作放棄地、温暖化による漁獲量や種類の変化と、大変な時代を迎えています。

こんな事実を示して、子どもたちに問います。

【発問】令和の現在、皆さんは、これからの日本社会は、どんな産業が大きくなっていくのでしょうか。新しい五円玉をデザインしてください。

電気自動車でしょうか、AIでしょうか、マンガを始めとしたソフトでしょうか。コンビニなどもだされるかもしれませんね。

私はちなみに、これをデザインします。

新五円新五円

■なお、現在は、第4次産業に続き、6,8次産業が勃興しています。時代は進みます。この記事は、以下を参照ください。

第6,8次産業がある!

3)他の紙幣やコインから

■1円玉、五円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉などは、ノートに下に敷いて、鉛筆の芯を斜めにしてこすると、デザインが浮かび上がります。

それをもって、デザインの調べ学習をして、自学のネタにさせると、喜んでやってきます。

■紙幣にしても、ホログラムだったり、識別の透かし(UD)等々、いろいろな特殊デザインが施してあり、誰の肖像なのか、どんな人だったのか等々、社会科の学習に匹敵していきます。

なお、紙幣のコピーは許可されておりませんので、子どもたちには伝えておきましょう。