1)冒頭3分をどうする!

■えてして、日常の会話から始まって、だらだらとめあてを提示してというような授業を見かけます。これでは、子どもたちはだれてしまいます。

チャイムがなったら授業開始です。職員室を出る時間ではなく、授業開始の時間なのです。

■よくフラッシュカードから始めるパターンがあるのですが、これオンリーではいけないし、計算学習でもないのに、九九のカードをやるのもいかがなものかと思います。

単元に関係在るものをやっていく!

これがポイントです。図形の学習で、九九をやっても仕方がありません。

■例えば、分数の初期だったとしましょう。どうしますか。例えば、こんなのは、どうでしょうか。

 1/4は、1を4つにわけた内の1つ分でした。この列、起立、あなた、1を5つにわけた内の1つ分は?
さすが、次の人、1を・・・・・よし、この列、起立、1を6つに分けた内の2つ分は?
さすが、次の人、 1/5を説明して! ・・・・・

こうやっていけば、話し合っていた子どもたちから声は聞こえなくなるでしょう。鉛筆を回していた子は回すことをやめるでしょう。

教室全体に、緊張感が走るでしょう。

こうやって授業を組み立てていくわけです。

2)フラッシュカード

■フラッシュカードも、いつくか準備していくといいですよね。また、長期休暇中に、作成しておくといいです。デジタル(パワーポイントなど)にするのか、アナログ(ラミネート加工)にするのかということですね。次のごとく、一長一短があります。

デジタル アナログ
・機器の不具合があると使えない
・途中で停めにくいし、マンネリ化する
・個人あてにすることができる
・緩急がつけられる

例えば、アナログ版だと、こんなものです。左は「雲をつかむ」と「話がはずむ」、右は「一刻千金」「一世一代」のめくっていくカードの例です。

慣用句慣用句
四字熟語四字熟語

 

 

 

 

 

国語科はこんな感じ、算数科は四則演算、面積や体積の公式、単位換算、社会は地図記号や県庁所在地名に年号、理科は重要キーワード等々で構成しておくといいかと思います。

デジタル版(パワーポイント)で作成しておいて、それを印刷しておくと、一石二鳥となりますね。

3)子どもの発表時間帯は?

■ずっと緊張では疲れます。そこで、本時のめあてに入っていきます。笑い話があるといいですよね。日常会話からめあてへともっていければ最高ですよね。もちろん、めあてはなくてもいいとは思うタイプですがね。

それはそうと、子どもの発表という時間帯がありますよね。ここも要注意です。

■よく代表児童の説明を板書から始まって、永遠に聞いておかないといけないパターンを見受けます。

聞く側の子どもたちは疲れ果てています。拍手もおざなり(いい加減)<「なおざり」は放置という意味、語句の使用注意>となります。

それで、どうするかですが、こうするといいです。

課題を出した後、すぐさま机間指導、1周する頃には、速い子が解き終わります。数名の子を指名して、黒板に出して板書させます。あるいは、「持ってきなさい」と言って、できた子から速い順に板書させます。この時、同じ解答は外します。違うやり方を選びます。

合格した子には、ミニ先生をさせます。

こうやって、全員が終わりかけた頃を見計らって、「手は膝、説明してもらいます」と言って、発表させます。聞かない子がいるでしょう。そこで、指名します。

「◯◯さん、■■さんに代わって、前で説明してください」とやれば、緊張感が走ります。
「できないよね、だったら、■■さんに話してもらいますので、しっかり聞いておいてくださいね。」
あるいは、「◯◯さん、■■さんと同じ話を前で、もう1回、皆に聞かせてもらえますか」とやります。

■なにしろ、だらだら授業をやらないということです。

まとめると、冒頭3分、かつ子どもの発表で授業のよしあしが決まります。

ここをおろそかにすると、授業は崩壊します。チャイムと共に始まらない授業など、問題外のナンセンスです。以前の問題ですね。

授業に、緊張と弛緩を交互に入れていきましょう!